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アハモ/LINEMOに変えると「キャリア決済『強制解約』」。povoは問題なし、月額課金サービス提供者告知

 3キャリアの新料金プランに変更する顧客に対して、月額課金を行う各種サービスや情報サービス、主に有料会員制ファンクラブなどから続々と注意喚起が出ています。

 携帯各社は、コンテンツ課金登録の決済を携帯料金とまとめて支払えるキャリア決済を提供しています。

 このうち、NTTドコモから「アハモ(ahamo)」に変更もしくはSoftBankから「LINEMO(ラインモ)」に変更する場合、登録コンテンツを自動的に退会・解約になるとのこと。

 これは「spモードコンテンツ決済サービス」にアハモが非対応、またLINEMOは「ソフトバンクまとめて支払い」には4月以降対応するものの、SoftBankからの切り替え時に継続課金登録は全て解約されるといった仕様によるもの。

 NTTドコモはアハモについて、政権忖度で「新料金プラン」を謳ってはいるものの実質的にはサブブランド。またSoftBankもどちらかというと「別ブランド」の位置付け。

 一方でKDDIは「povo(ポヴォ)」をau内の「新料金プラン」的に位置づけており、強制解約などの問題は生じず、引き続き「auかんたん決済」を利用できるようです。

 各サービスは顧客に対して、ドコモからアハモへの変更、SoftBankからLINEMOへの変更の前に、決済方法を事前に別の手段に変更するよう案内しています。

 また、いずれのサービスもキャリアメールには対応していないことから、別のメールアドレスに変更するよう促しています。

 今回の事例を見ればわかる通り、下手にキャリア決済やキャリアメールといった携帯会社のサービスを使えば使うほど、特定携帯会社に縛られ、安いサービスへの移行が難しくなります。普段から携帯会社に依らず自由に使えるサービスを選択するよう心がけるほど、携帯料金を下げやすくなるということです。昨今の料金競争で携帯サービスの変更を検討し始めた人は、ぜひ覚えておいて下さい。

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