Xiaomiは3月29日、「Xiaomi 2021 New Product Launch」イベントを開催し、最新スマートバンドMi Band 6と、そのグローバルモデルであるMi Smart Band 6を発表しました。
Mi Band 6は、前モデルのMi Band 5と比較して、フォームファクタを大きく変えずにディスプレイや機能が強化されています。
ディスプレイのサイズは1.1インチから1.56インチに拡大。ベゼルが縮小し、同社がトラック型と称する楕円形のフルスクリーンに。
これにより、表示領域が50%増加したとしています。
加えて、画素密度も前モデルの291ppiから326ppiに増加し、より高精細な表示が可能に。
以上の変更に併せて、新たに130以上のウォッチフェイスが追加。
さらに、記録可能な運動モードが前モデルの11種類から30種類に増加。6種類のアクティビティの自動検出にも対応しました。
ライフログ機能として、コロナ禍で脚光を浴びているSpO2(血中酸素飽和度)の測定が追加。これに付随して睡眠時の呼吸の質の追跡にも対応しています。
バッテリー持ちは通常モードで最大14日間、節電モードで最大19日間。前モデルに引き続き磁石を用いた充電機構を採用しています。
その他、50m防水に対応。カラーバリエーションは、Mi Band 6がブラック、ブルー、オレンジ、イエロー、オリーブ、アイボリー、ピンク、パープルの8色。Mi Smart Band 6はそこからピンクとパープルを除いた6色となっています。
気になる価格は、Mi Band 6の通常版が229元(日本円でおよそ3800円)、NFC版が279元(同4700円)で、Mi Smart Band 6が44.99ユーロ(同5800円)。Mi Smart Band 6のみ若干高いのは、おそらく付加価値税を含んでいるためだと考えられます。
筆者としては、横幅の狭さによる文字の読みにくさが改善されていない点は残念ですが、堅実に進化を重ねてきたという印象。日本市場への投入も期待が持てる本機、かなり人気が出そうな予感がします。