Sonyは2020年度決算説明会を実施しました。Xperiaを擁するEP&S(エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション)分野の業績もわかりました。
前年度比で、2020年度通期は売上高が4%減収。これはデジタルカメラ、放送用業務用機器、オーディオ・ビデオの販売台数減少による減収。
一方で営業利益は大幅増益。これはモバイルコミュニケーションを中心としたコスト削減や、テレビ・デジカメの製品ラインナップの改善によるもの。
スマホ販売台数は、前年の2019年度は320万台でしたが、2020年度は290万台。約30万台の減少です。
外部顧客への売上高は、2019年度は3621億円、2020年度は3586億円。
しかしながら2019年度は営業利益211億円の赤字だったのが、2020年度は277億円の黒字。通期黒字化を達成しました。
底を見て完全に止血し終えた印象。赤字を止めることが最期までできなかったLGとは対照的です。ここからの反転攻勢が期待されます。
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