中国Hisenseは中国国内向けにメディア端末「海信 TOUCH(Hi TOUCH)」を発表しました。今までに聞いたことがない、読書と音楽メディア再生を重視した端末です。
SoCはSnapdragon 460、メモリは4GBと必要最低限のモデルを採用しますが、ストレージはmicroSDカードをサポートしないものの128GBと割と豊富。
ディスプレイは電子ペーパーの5.84インチ。色温度を36段階で設定できるうえ、画面輝度を2048段階で調節が可能。画面左右のフチは4.52mmとかなり薄くなっています。本体は金属製で155gとやや重いものの、高級感と音質を両立できるだろうと感じます。
カメラはフロントカメラを省きインカメラのみを備えます。バッテリーは3000mAh、18Wの急速充電に対応しています。ディスプレイが電子ペーパーのため、想定されている使途で使えばかなり電池が長持ちしそうな予感です。
音質面にもかなり気合が入っており、ESS社のES9038やES9603といったチップを採用し、本体上部に3.5mmイヤホンジャックを、本体上下にオレンジのスピーカースリットを備えます。
OSはAndroid 11をベースにしたTOUCH OSを採用。画面ロック中の音楽再生画面や時計機能など、Hi TOUCHのコンセプトに沿ったカスタムがされています。
本体色はグリーンのみ、価格は1599元(日本円で約2万7000円)からとなっています。需要がどれほどあるのか不明瞭ですが、いずれにしろこの機種のこれからが楽しみです。
OS | TOUCH OS(Android 11) |
---|---|
SoC | Snapdragon 470 |
メモリ | 4GB |
容量 | 128GB |
画面 | 5.84型電子ペーパー |
カメラ | – |
インカメラ | 不明 |
電池 | 3000mAh,18W充電 |
寸法 | 151.8 × 73.8× 7mm, 155g |
その他 | ES9038+ES9603,イヤホンジャック |
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