海外のVR向けメディアRoad to VRは、Target社のストアにおいて先日行われたOculus Quest 2のセールについて報じ、今後もこのようなセールもしくはOculus Quest 2の価格改定が行われる可能性が高いと報じました。
Targetは米国五位の小売業者であり、Oculusの公式ハードウェアパートナー。
同社が行ったセールの内容は、Oculus Quest 2(64GB)モデルが米国価格$299であったところを、$250へと$50値下げ。Oculus Quest 2(256GB)モデルに関しては、価格据え置きの$399のままだったといいます。
Oculus Quest 2といえば「価格破壊」とも言うべき高コスパのVRヘッドセット。正式な販売台数は不明ですが、接顔パーツのリコールから少なくとも国内で百万台以上売り上げていたことが推察されます。コントローラーはどこでも手に入る単三電池で動き、ヘッドセットはSnapdragon搭載により単体で稼働するほか、汎用的なUSB端子でPCと接続することでPC向けVRHMDとしても利用可能。
つまり「VRを始めるならばこれを買っておけ」ぐらいの機種ですが、さらなる値下げやセールで買いやすくなるのは入門機の本懐でしょう。日常的にVRに浸かっている筆者からしても人口増加を期待して歓迎したいところです。