Xiaomiは、驚異の超高速充電技術「Xiaomi Hyper Charge」の実証動画を公開しました。
動画内では、4000mAhのバッテリーを搭載した、カスタマイズ版の「Mi 11 Pro」を使用して、充電速度のテストが行われています。ワイヤレス充電は120W(!)、有線充電は200W(!!)。
Charge up to 100% in just 8 minutes using wired charging and 15 minutes wirelessly! #XiaomiHyperCharge
Too good to be true? Check out the timer yourself! #InnovationForEveryone pic.twitter.com/muBTPkRchl
— Xiaomi (@Xiaomi) May 31, 2021
結果は、有線充電が驚異の「約8分」で100%充電完了。ワイヤレス充電でも約15分で充電が完了し、時間単位で計算すると、有線は1分で約12%、ワイヤレスは1分で約7%のスピードで充電できることになります。
この爆速充電の記録は、どちらも世界記録として認定されたとのこと。
Xiaomiは、2019年に有線の100W急速充電技術を発表しており、当時の充電速度は4000mAhのスマートフォンを17分で100%充電できる、というものでした。この2倍を達成したことに。
それと比較すると、今回の「Xiaomi Hyper Charge」では充電時間がさらに10分短縮されています。ワイヤレス充電に関しても、2020年10月に発表したMi 80Wワイヤレス充電技術と比較して4分速く、充電効率がさらに向上していることがわかります。
近年では、長く使えるスマートフォンを求めるユーザーのニーズに合わせ、スマートフォンのバッテリーは年々大容量化しています。容量が増えれば自ずと充電する時間も長くなるものですが、この技術が実際の製品に採用されれば、どんなにバッテリー容量が大きいスマートフォンでも、持ち運んで使用できない「非アクティブ」な時間が減り、スマートフォンの利便性はさらに高まりそうですね。