Appleは、半導体不足による供給制約が、iPhoneとiPadに影響を与える可能性が高いと明らかにしました。9to5Macが伝えています。
これはAppleの決算発表でCEOのTim Cook氏とCFOのLuca Maestri氏が説明したもの。6月期よりも9月期の供給制約は大きくなるとのこと。9月には次期スマートフォン「iPhone 13」シリーズが発表される見通しです。
決算発表にてAppleは2021年4~6月期の収益が前年比36%増加の814.3億ドルとなり、利益は217.4億ドルになったと報告。5G普及に伴いiPhoneへの買い替えが進んだため好調に。しかしながら7~9月期成長率は前年・前々年には満たないと見通しています。
半導体不足は自動車やPCに大きな影響を及ぼしてきましたが、スマートフォンも例外ではありません。これがついにiPhoneやiPadにも影響を及ぼしてきた形です。
このほか、決算では2020年発売の第2世代iPhone SEがメキシコ、ブラジル、チリ、インドなどの新興市場で好調に売れていることが示唆されました。