Huaweiは7月13日、国内向けに新製品発表会を開催。その中で新型タブレット「MatePad 11」を発表しました。
MatePad 11は、SoCにSnapdragon 865を搭載する高性能タブレット。モバイルネットワークには非対応。Huaweiは米政府により5Gチップの調達を制限されていますが、Snapdragon 865は通信モデムと分離された仕様により、米商務省から出荷許可が下りたと見られます。
11インチのディスプレイはMatePad Proのようなパンチホールがなくインカメラはベゼルに埋め込まれています。リフレッシュレートは待望の120Hzに対応。
スピーカーはHarman Kardon監修で4基搭載。マイクも4基搭載されており、エンタメ消費やビデオ会議にも向いていることをアピール。
そしてHuawei独自のHarmonyOS 2を採用。先月海外で正式発表されたばかりで、国内版初搭載となります。とはいえ従来のAndroidアプリの多くは動作。ウィジェットやコントロールパネルなど、UIがタブレット向けに改善されています。
HarmonyOSからの新機能として、MateBookの外部ディスプレイとして使うこともできます。
アクセサリーのM-Pencilは第2世代。タブレット本体側面にマグネットでくっつき自動で接続・充電できます。今回120Hzに対応したことで、より滑らかな筆記が可能に。
また、専用のスマートキーボードも用意。くっつけるだけで接続・給電できます。HarmonyOS 2ではマウス操作も最適化されており、キーボードとマウスを使うことで丸型のマウスカーソルや豊富なショートカット等でより便利に活用可能。
主なスペックは以下の通り。
OS | HarmonyOS 2 |
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SoC | Qualcomm Snapdragon 865 |
メモリ | 6GB |
容量 | 128GB |
画面 | 10.95型 (2560×1600) |
カメラ | 1300万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 7250mAh |
寸法 | 165.3× 253.8× 7.25mm, 485g |
その他 | 拡張ストレージ1TBまで対応 スピーカー4基 |
カラーは可愛いアイスブルーのみ。
市場想定価格は税込み5万4780円で、7月23日(金)発売予定。上位版のMatePad Pro(第2世代)ではありませんでしたが、スナドラ865でリフレッシュレート120Hzという高性能でこの価格はかなりお得に感じます。現在予約受付中です。