Appleは、iPhone13に現行シリーズよりも大きなMagSafeコイルを搭載し、熱対策と充電速度が改善されると、EverythingAppleProが伝えています。情報源はリーカーのMax Weinbach氏であることから一定の信憑性を帯びます。
ちなみに現行のMagSafeは15Wの急速充電に対応しているものの、有線の20W には及びません。
大きいコイルが搭載されることによりリバースワイヤレス充電にも対応する可能性があるとのこと。リバースワイヤレス充電とは、スマートフォンからQi規格に対応した別の端末に充電出来る機能。この機能が実装されれば、iPhoneからAirPodsなどへの充電が可能に。
Max Weinbach氏は以前に、より強い磁力を持ったMagSafeが次期iPhoneに搭載されると伝えており、磁力の強化はコイルの大型化を支えるために必要なアップデートなのかもしれません。
なお、リバースワイヤレス充電については、FCC(米連邦通信委員会)にAppleが提出した資料によれば、ハードウェア的には既にiPhone12シリーズはリバースワイヤレス充電に対応しているようですが、今のところソフトウェアアップデートでの開放などは行われていません。
最近では次期iPad Proにリバースワイヤレス充電を搭載することを検討しているとBloombergが伝えています。リバースワイヤレス充電はバッテリーの寿命を著しく低下させるため、AppleはiPhoneの様な小型端末ではなくiPadの様な大型端末への搭載を検討しているかもしれないとMacRumorsは述べています。
常に持ち歩いているiPhoneにこそ、リバースワイヤレス充電機能の搭載価値がある思うので、iPhoneへの搭載を期待したいところですね。