Appleが2022年に発売されるiPhoneに指紋認証を搭載すると、Apple関連の情報に詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏が株主向けのレポートを通じて伝えています。
2022年に搭載されるのは画面埋め込み式の指紋認証センサーとのこと。
以前より画面内Touch ID採用について伝えてきたKuo氏ですが、今年発売されるiPhoneへの搭載有無について言及はありません。Apple Watchを装着していれば、マスクをしていてもロックを解除できるようになりましたが、Face IDだけでは心許ない状況に変わりはありませんので、Touch IDをいち早く採用して欲しいですね。
2021年のiPhoneは12シリーズと同様に5.4インチ〜6.7インチサイズの4種展開と予想していますが、2022年に発売されるiPhoneは6.1インチ、6.7インチの2サイズ展開になり、それぞれに廉価モデルとハイエンドモデルが用意され計4モデル展開になると予想。廉価版6.7インチモデルの価格は900ドル以下〜になると見られ、現行のiPhone 12 Pro Maxが1099ドル〜となっているので現実味があります。
iPhone12 miniは以前より売上低迷が指摘されていますが、2021年に発売されるラインナップ内には残るというKuo氏の見方は変わらないようです。
調査会社のカウンターポイントによるとiPhone12 miniの1月前半の売上に占める割合は12シリーズの中で5%とのことで、これが事実なら生産中止は十分にありえる話。
スマートフォンの大型化が進んでいる中、異端児のような存在であったmini。一定の支持層もいるので、廃盤になってしまったら非常に残念ですね。
さらに2022年発売に発売されるiPhoneのハイエンドモデルには48MPの広角カメラが搭載されると同氏が伝えています。iPhone 6s以降、広角カメラには12MPのカメラを採用していたので、カメラ面での進化も期待できそうです。
Kuo氏は、最も安い5G対応iPhoneとして2022年の前半にiPhone SEが発売されるとも予想。アップデート内容は性能のみで、デザインは現行から変更はないとのこと。