SwitchBotの製品にはスイッチを押す製品があります。しかしながら、昨今の住宅のスイッチに取り付けると、押せない・なにかしら対策をしなければいけない、という問題がありました。今回はこれらを解決する素敵な方法を紹介します。
昨今のスイッチとは
昨今の住宅はPanasonic製のコスモシリーズ ワイド21のスイッチが多く採用されています。押しやすく、見た目も良いので好評ですが、今回のようにSwitchBotを取り付けると、浮いてしまい、ボタンが押せないという症状があります。また、カーブしているため、粘着面も少なくなってしまい、短期間で剥がれてしまう問題もありました。
解決方法
押せない問題を解決するためには、3M製のクッションゴムを使用すると解決する場合があります。これを使うことで、押す深さを稼ぐことができます。
3M しっかりつくクッションゴム 8x2mm 台形 22粒 CS-04
しかし、わざわざこれを別途購入するのももったいないな……と思いひらめいたのが付属のシール。本来は旧型のスイッチに取り付けて使うものですが、これを使うだけでも深さを稼げました。
曲面問題を解決する
さてボタン問題は解決したものの、カバーが曲面では動作するたびに反動で押せない場合が多々ありました。ネットでは根本になにかしらを挟む方法があったものの、スマートじゃない、と判断したどり着いたのが、カバーを交換するという方法です。
実はこのコスモシリーズ ワイド21シリーズにはカバーが2種類存在します。一つがよく見るラウンドしているラウンドタイプ。そしてもう一つがスクエアタイプです。スクエアタイプは角や面がラウンドしていないので、SwitchBotを貼り付けるにはピッタリのモデルです。
交換するのは難しいのでは?電気工事士の資格がいるのでは?と思われますが、交換は非常に簡単で、配線を一切弄らないので電気工事士の資格は不要です。原状回復も容易なので賃貸でも可能です。簡単に手順を紹介します。
交換用のスクエアプレートはAmazonで84円で販売されています。ホームセンターなどでも入手可能です。
パナソニック(Panasonic) ワイド プレート WT8101W
プレートの隙間に爪を入れて軽く持ち上げると外れるので、上下ドライバーで固定されている箇所を外し、新しいスクエアプレートを取り付けます。
新しいプレートを装着すれば完了。以上です。とても簡単ですね。
SwitchBotを貼り付ければ終わり。これだけでSwitchBotの動作率が100%になりました。ボタンもスクエアになって個人的にはこちらのほうが好きです。
Panasonicが展開するコスモシリーズ ワイド21も多くの種類があるので、製品ページで型番を確認してから購入することをおすすめします。カラーも3色あるようなので、家に合わせて変えるのもアリですね。
今回かかった費用も84円とかなりお得に済みました。ラウンドタイプでお困りの方、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?