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「M-SOUNDS MS-TW22」レビュー。小型で付け心地良好な完全無線イヤホン

 AppleのAir Podsから徐々に普及し始めたトゥルーワイヤレスイヤホン。市場には数多くの製品が投入されまさに玉石混淆の時代です。

 今回は国内のイヤホンメーカーであるM-SOUNDS様よりMS-TW22をご提供いただいたのでレビューをしていきます。

コンパクトでおしゃれなイヤホンケース

 フルワイヤレスは特性上、格納・充電を行うケースが付属します。そのデザインは様々ですが、本製品は群を抜いて素晴らしいです。まるで綺麗な小物入れのような見た目で、言われなければイヤホンのケースであると気がつきません。

 バッテリー残量を示すインジケータも白色LEDが使われており、デザイナーの色彩の統一にこだわりを感じます。

 充電のためにイヤホンをセットすると、少し言い過ぎかもしれませんがアクセサリーを収納しているかのような感覚になります。また手触りや質感もサラサラでお気に入りです。

 また、蓋を開けた瞬間にペアリングが始まるため、イヤホンを装着する頃にはスマートフォンとペアリングが完了しています。機能美ですね。

装着感が考えられたイヤホン

 イヤホンを語る前にイヤホンのケースについて熱く語ってしまいましたが、イヤホン本体もこだわりを感じる作りになっています。

 装着するとその軽さに驚きます。わずか重量4gのボディの中にアンテナやバッテリーが入っていると考えると時代の進化を感じずにはいられません。

 カナル型のイヤホンですが装着感は快適そのもので、長時間付けたままで音楽を聴いていても耳が痛くなることはありません。耳が痛くなるという理由でカナル型のイヤホンを避けて居た方にもお勧めできます。

 安定感もあり多少首を振ってもイヤホンが飛んでいったりすることもありません。医師経験者の日本人がデザインを監修したということもうなずける品質です。

 遮音性が高く多少の雑音であればイヤホンを装着した段階でカットされます。ノイズキャンセリング機能はありませんが、これでも充分と言えば充分でしょう。

フラットな音質特性で聞き疲れなし

 対応しているBluetoothのオーディオコーデックはSBC・AAC・aptXです。欲を言えばaptX HDに対応して欲しかったですが、これは本体のサイズやバッテリー持続時間とトレードオフなのかもしれません。

 数時間私が所有する楽曲を試聴したところ、全体的に音質の特性はフラットで少しだけ低音が持ち上がっている印象を受けました。この音質の特性を鑑みるにオールラウンドで楽曲を楽しめる器用なイヤホンと言えます。

 一方、低音や高音をガンガン楽しみたい方に取っては少し物足り無い音質と言えるかもしれません。

 当たり前と言えば当たり前なのですが、実売価格が8000円に近い製品ということもあり不快なノイズが入ったり、極端な音質特性ということもありません。当然ですが品質管理もしっかりとされているのでしょう。VGP2021 SUMMERの一般受賞を果たし、メーカーも品質に自信ありと伺っています。

 オシャレなワイヤレスイヤホンを探していた方や、ワイヤレスイヤホン特有の装着感が気になっていた方は是非一度手に取る価値がある逸品です。

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