KDDI、沖縄セルラーは、2021年9月下旬にサービス開始予定の新料金プラン「povo2.0」の発表に合わせ、同プラン利用者向けに、普段のお店やサービス利用でギガ(データ)が貯まる「#ギガ活」を開始すると発表しました。
「#ギガ活」の一番の特徴は、サービス利用によって獲得できる特典が、さまざまな場所・ものに利用可能なポイントではなく、用途の定まっている「ギガ」である点。対象店舗で一定額以上購入すると、それに応じた「ギガ」を獲得できます。
特典を受けることができる店舗の種類は、au PAYの利用でギガがもらえるお店と、支払い方法に関わらず一定額以上の購入でギガがもらえるお店に分かれており、例えば、ローソンでau PAYを利用して500円以上購入すると、3日間有効な300MBのデータが、Reebokで2000円以上購入すると、1週間有効な1GBのデータが貰えます。サービス発表時点で特典を獲得できるお店・サービスとデータ容量は以下の通りです。
「#ギガ活」で獲得したデータは、即時反映ではなく、その場でプロモーションコードの記載されたカードが配布されるか、後日登録したメールアドレス宛にプロモーションコードが送られ、「povo2.0」アプリにコードを入力することで、データ容量を追加することができます。プロモーションコードは、有効期限内であればいつでも使用可能とのことで、データ容量が足りなくなった時など、自分のタイミングで使用できるというのも嬉しい点です。
このほかにも、povoのブランドカラーである黄色のアイテムを街中で見つけると、ギガがもらえる「FIND povo」サービスも発表されています。
これまで、auや他キャリアでは、サービス利用でポイントが貯まるのが当たり前で、例えばauの場合であれば「au PAYの利用でPontaポイントが貯まり、そのPontaポイントを利用してデータチャージをする」というのが一般的でした。その点、「サービスの利用で直接『ギガ』がもらえる」のはかなり画期的で、ユーザーにとって、かなりお得感が強いように感じます。
昨年の新プラン発表で、ahamoやRakuten UN-LIMIT VIに出鼻を挫かれたau。「povo 2.0」とともに発表したこのサービスを武器に、巻き返しをはかれるのでしょうか。