サムスンは、同社のフラッグシップ「Galaxy S」シリーズの廉価モデル「Galaxy S21 FE 5G」を発表しました。
「Galaxy S21 FE 5G」は、Galaxy S20 FEの後継機種であり、2021年1月に発表されたGalaxy S21シリーズの廉価モデルとしての位置付けとなります。
基本的なデザインは、Galaxy S21/S21+ 5Gとほぼ同じです。ただ、背面は全面マット仕上げになっており、カメラ部と背面全体の色は統一されています。本体カラーは、オリーブ・グラファイト・ラベンダー・ホワイトの3色。筆者個人的には、グラファイトの質感や色に惹かれています。
また、6.4型のダイナミック有機ELフラットディスプレイを搭載。画面サイズは、Galaxy S21 5Gと比較して若干大きくなっています。リフレッシュレートは最大120Hzの駆動に対応しているほか、表面ガラスにはGalaxy S21シリーズと同じGorilla Glass Victusを採用。安価なモデルながら、耐久性にも期待が持てそうです。
カメラは3眼構成で、1200万画素の広角・超広角、800万画素の望遠レンズを搭載し、インカメラは3200万画素。カメラに関しては、Galaxy S21 5Gの望遠カメラが6400万画素である点を踏まえると、コストカットの反映された点でしょうか。
SoCには、QualcommのSnapdragon 888 5Gを搭載し、内蔵ストレージは128GBまたは256GB、実行メモリは6GBまたは8GB。4500mAhの大容量バッテリーを搭載するほか、25Wの急速充電にも対応しており、十分にハイエンドスマートフォンと呼べるスペックを持っています。なお、一部のアジア市場向けモデルでは、SoCにサムスンのExynos 2100が搭載されるとのこと。
気になる価格は、128GBモデルが699ドル(約8万1000円)から。Galaxy S21 5Gの発表時価格は799ドル(約9万2000円)であり、約1万円程度価格が抑えられています。また、海外での発売日は2022年1月11日となっています。
サムスンは、「Galaxy S21 FE 5G」を2021年第三四半期に発表する予定だったと見られています。しかし、半導体不足などの影響によって何度も発売時期が見直され、一時は開発中止の噂まで出ていました。ようやく脚光を浴びた「Galaxy S21 FE 5G」、今後の端末評価に注目が集まっています。
なお、「Galaxy S21 FE 5G」が国内で発売されるかは今の所不明ですが、先代のGalaxy S20 FEやGalaxy S10シリーズの廉価モデルであるGalaxy S10eが国内で発表されていないことを鑑みると、国内販売の可能性は低いものと考えられます。
スペックは以下の通り。
OS | Android 12 |
---|---|
SoC | Snapdragon 888 5G |
メモリ | 6/8GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 6.4型 (1080×2400) |
カメラ | 広角:1200万画素 望遠:800万画素 超広角:1200万画素 |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 4500mAh |
寸法 | 155.7 × 74.5 × 7.9mm,177g |
その他 | 25W急速充電対応 IP68 |
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