Lenovoは、ハイエンドタブレット「Lenovo Tab P12 Pro」を日本国内で2022年1月28日から発売します。価格はキーボードカバーとペンとのセットで約13万円(税込)。
Lenovo Tab P12 Proのポイントは12.6型の大画面ディスプレイと10200mAhの大容量電池を搭載しているのにもかかわらず、本体重量が565gと軽いことでしょう。日本でタブレットといえばiPadが主流ですが、サイズが似ていて競合になり得るiPad Pro 12.9インチWi-Fiモデルでは684gと、今回発売されるものより119gも重くなっています。
Lenovo Tab P12 Proは前述の通り12.6型のWQXGA(2560×1600)有機ELディスプレイを採用、さらにリフレッシュレートは120Hz、HDR 10+やDolby Visionに対応と、ハイエンドタブレットらしい性能を持っていますね。
SoCはSnapdragon 870を搭載します。Snapdragon 888 Plus、888無印に次ぐ性能を持つSoCで、同じSoCを搭載するグローバル版のAntutuベンチマークのスコアは約65万点であることから、動画視聴や、Officeソフトの使用などは全く不満なく、ゲームも快適にプレイできそうです。
ハイエンドタブレットでは、スピーカーの性能も重視されますが、このタブレットではJBL製のスピーカーを4基搭載し、Dolby Atmosなどの効果によって音の立体感を表現していると謳っています。
Lenovo Tab P12 Proでは同社独自のソフトウェアとしてProject Unityを提供し、Windows PCとワイヤレス接続することでタブレットをPCのサブディスプレイにすることができます。また、タブレット上で同時にAndroidアプリも使用可能で、スタイラスペンやタッチ入力もPC側で利用することができます。
日本で発売される同タブレットでは、標準でキーボードとスタイラスペンが同梱されます。タブレット単品では購入できません。
同梱されるスタイラスペン「Lenovo Precision Pen 3」は4096段階の筆圧検知や傾き検知機能も備え、ペンに搭載された3つのボタンによりカメラのシャッターを切れること、音楽再生の操作などが可能になっています。タブレットとの接続はBluetoothで、ペン本体の充電はタブレットとのマグネット吸着によって行われます。同梱のキーボードにはタッチパッドがついており、ノートPCのような使い方もできそうです。その他、16個のファンクションキーを備えるようです。
カメラは、1300万画素のメインカメラと500万画素の超広角カメラの2眼で、タブレットでは必要十分でしょう。インカメラは800万画素。
少し値段は張りますが、ハイエンドタブレットと謳うだけあり性能も高い物となっていますね。12.6型と大きな画面と10200mAhの大容量電池で500g台と持ち運びやすいハイエンドAndroidタブレットというのは多くのユーザーが待ち望んでいたものなのではないでしょうか?
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