Lenovoは、小さめのディスプレイを搭載するゲーミングタブレット「Legion Y700」を中国国内にて発表しました。
Legion Y700は外寸サイズが207×128mmほどでiPad miniに近いサイズの小型タブレット。近年のハイスペックAndroidタブレットとしては小さい部類に入りますが、iPad miniと比較すると重量は80gほど重い375gで厚みは7.9mmで1.6mmほど厚くなっているあたり、やはりゲーミングという印象を受けます。
デザインは非常にシンプルで背面に見えるのはカメラとLenovo・Legionロゴのみ。Legionロゴさえ見せなければ日常使いでもゲーミングタブレットだと気づかれることはなさそう。
SoCにSnapdragon 870を採用。「ゲーミング」という名の通り、グラファイトをはじめとした総放熱面積は4万5357㎟と非常に大きいものとなっています。メモリは8/12GB、ストレージは128/256GBとタブレットとしてはやや多めの部類。
ディスプレイは8.8インチのWQXGA(2560×1600)液晶で、リフレッシュレートは120HzでHDR 10に対応。解像度は競合他社の販売する11型タブレットと同等ながら小型なため、画素密度は343ppiと比較的高め。
スピーカーはステレオでJBLの監修が行われているようです。Dolby VisionやAtmosもサポート。カメラは1300万画素でインカメラは800万画素と必要最低限。近年のスマホ・タブレットとしては非常に珍しく、イヤホンジャックや最大1TBまで対応するmicro SDカードスロットを備えています。
バッテリーは6550mAhと多少すくなめではありますが45Wでの急速充電に対応。45分で満充電が可能であるとしています。またXperiaの「HSパワーコントロール」のようなバッテリーを介さず直接本体に給電する機能もサポート。
価格はメモリ8GB/ストレージ128GBのモデルが1999元(4万円)、12GB/256GBのモデルが2499元(4万5000円)。普段使いできるシンプルな見た目や「小型かつハイスペックでAndroidタブレット」という希少性の高さも相まって、かなり売れそうな予感。
OS | ZUI 13(Android 12) |
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SoC | Snapdragon 870 |
メモリ | 8//12GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 8.8型液晶 WQXGA(2560×1600) リフレッシュレート120Hz,タッチサンプリングレート240Hz |
カメラ | 1300万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 6550mAh,45W給電 |
寸法 | 207×128×7.9mm,375g |
その他 | 3.5mmイヤホンジャック,micro SDカードスロット, |