証券会社「天風国際証券(TF International Securities)」所属の分析師(アナリスト)である郭明錤(Ming-Chi Kuo)氏は、米短文投稿SNS「Twitter」に登録、更新を開始しました。
同氏はサプライチェーン筋に数多くの独自情報源を有し、Apple製品の予測レポートを公開、高精度で的中させ続けている人物です。情報選別能力の乏しい者もいる有象無象の「リーカー」とは一線を画します。
初の投稿では、早速次期iPhone SE(第3世代)についての予測を披露しています。
それによると、現行のiPhone SE(第2世代)と同様の形状設計ながらも5G Sub6とミリ波に対応するとのこと。
Some predictions for the coming new iPhone SE:
1. Mass production in Mar’22.
2. Estimated shipments of 25-30 mn units in 2022.
3. Storage: 64/128/256GB.
4. A15 & 5G support (mmW & Sub-6 GHz).
5. Casing: white, black, and red.
6. Similar form factor design to current SE.— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) March 4, 2022
iPhone SEの価格帯で5Gミリ波対応とすれば非常に大きなインパクトがあります。
ただ郭明錤氏はミリ波対応が一部市場に留まるのかどうかについて言及はしていません。
最新ハイエンドのiPhone 13シリーズですらミリ波対応は米国市場向けとなっており、同様に一部市場に留まる可能性もあります。その場合、日本市場向けモデルはミリ波に対応せず、5G Sub6対応に留まる可能性はあります。
そのほか、iPhone SE3は今月から量産開始、2022年推定出荷台数は2500~3000万台、ストレージ容量は64/128/256GB、色展開は白黒赤の3色とのこと。
近日中にも正式発表される見通しであり、楽しみにしておきたいところです。