台湾MediaTekは、ミドルレンジに位置するスマホ向けSoC「Dimensity 1300」を発表しました。Snapdragon 700シリーズでは最強格のSnapdragon 778Gと同程度の性能を提供するとみられています。
Dimensity 1300は最大3GHzのCortex-A78と2GHzのCortex-A55で構成されており、グラフィックでは9コアのMali-G77MC9を搭載。メモリは最大16GBのLPDDR4x、4266Mbpsをサポート。
カメラは単眼で最大2億画素までサポートし、4Kでの動画撮影に対応。ディスプレイの最大解像度はFHD+(2520×1080)で、リフレッシュレートは最大で168Hzまで対応。
Wi-Fi 6に対応し、Bluetoothバージョンは5.2。Dimensityシリーズは総じて5Gをサポートしていますが、Dimensity 1300も例外ではなく、最大ダウンロード速度は4.7Gbpsを誇ります。一方でミリ波には非対応。
搭載される端末、またその端末の発表時期などは一切明らかにされていないようですが、GSMArenaはOnePlusの廉価モデルである「OnePlus Nord」シリーズが搭載するのではないかと伝えています。