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噂:Galaxy SシリーズへのMediaTek Dimensity搭載はなく、あくまで「専用SoC」開発か

 「完全に自社専用」のスマホ向けチップの開発を表明したSamsung。一方で同社の次期ハイエンドスマホに搭載されるSoCについて、様々な憶測が広がっています。Phone Arenaが伝えました。

 それによると、Samsungが開発中であるとみられるGalaxy S23シリーズや廉価グレードのS22 FEは、MediaTekのTSMCが製造するDimensity 9000を搭載すると噂されていたとのこと。

 一方でリーカーのYogesh Brar氏などは、同機種らはもちろんSamsung製スマホが今後MediaTek製SoCを採用することはないと異議を唱えているようです。

 たしかに、SoCの開発・製造のいずれの観点からも完全な競合企業となるTSMC、およびMediaTekの製品を、Samsung製スマホの顔であるGalaxy Sシリーズなどに採用するのは考えられなさそう。

 SamsungのTM Roh社長は韓国メディアに、複数の部門が連携して同社専用のSoCを開発すると答えています。また同社の製造する最新ハイエンドSoCのExynos 2200は構成こそSnapdragon 8 Gen 1やDimensity 9000と酷似しているものの、それらと比べ性能はかなり劣っています。開発が形になるまでの繋ぎとして、どのような方針をとるのかという点に期待。

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