OPPOサブブランドのOnePlusとrealmeは、中国やインドにおいて、高い性能を誇るスマホを複数発表することを告知しました。
まず、中国向けOnePlusの廉価端末という立ち位置になる「OnePlus Ace」は、同社Weiboの投稿などから4月21日に発表されることが明らかになっています。一方でOnePlusのインド向け公式Twitterは「OnePlus 10R」の発表を告知。こちらは4月28日とわずかに遅れています。
Stay on top of your day, Stay in charge.
Experience the speed you need in life with the 150W SUPERVOOC and 80W SUPERVOOC Fast Charging of OnePlus10R. Launch on 28 April, 2022. Stay tuned!
Know more: https://t.co/WaA8u6p3se#MorePowerToYou pic.twitter.com/2lI7gOP1jV
— OnePlus India (@OnePlus_IN) April 14, 2022
OnePlus AceとOnePlus 10Rに現時点で見受けられる違いはそれこそ名前のみで、ほぼ同一機種であるといっても差し支えありません。
一方でOnePlus Aceは現時点では中国のみで告知されており、OnePlus 10Rについても現行のOnePlus 9Rがインド専売だったため、他国での展開は望み薄といったところでしょうか。
上の2機種は、画像やチラ見せしたスペックなどから、中国国内ですでに販売されている「realme GT Neo3」をベースとした機種となることが容易に考えられます。同機種はAnTuTuスコア85万点をたたき出したDimensity 8100とゲーム体験の向上につながる独自ディスプレイチップを搭載。
上位モデルでは現時点で世界最速の150W充電に対応により、5分で50%、15分で満充電が可能。てんこ盛りスペックながら1999元、3万7000円からという爆安価格を実現しています。
そんな本丸ともいえるrealme GT Neo3も、realme indiaのTwitterアカウントが近日発表を予告。発表日こそ明らかにされていませんが、現行のrealme GT Neo2はヨーロッパなどインド以外の国でも取り扱われているため、この機種の世界展開は十分にあり得そうです。
The World’s First Charging Flagship with 150W, in an all-new, and power-packed #realmeGTNEO3!
Time to get your speed multiplied. pic.twitter.com/hwIqASMoYm
— realme (@realmeIndia) April 15, 2022
OnePlusブランドのスマホといえば独自OSのOxygenOSや、Androidではほとんど見かけない、iPhoneの消音スイッチのような「アラートスライダー」を備えるなどかなり独自性の強い作りとなっていましたが、今回のAce/10Rではrealme GT Neo3と共通化されている点からか、アラートスライダーが搭載されていません。
OPPOはシェアの伸び悩みなどから経営の合理化を図っており、今回のようなバリエーションの実質的な削減につながったのかもしれません。
一方でOPPOはMWC 2022にて「OPPOとOnePlusのミドルレンジ以上のスマホのほとんどに150W充電を搭載する」と説明しており、まだまだ魅力的な端末が登場しそうです。続報を待ちたいところ。