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Xiaomi Smart Band 7 発表。

 Xiaomiは、中国にて「Xiaomi Smart Band 7」を発表しました。日本での販売については不明ですが、先代のMi Smart Band 5および6は日本で販売されていることからも、投入が期待できる製品となっています。

 ディスプレイは、先代と比べて25%大きくなったと謳う1.62インチ有機ELを搭載。ディスプレイの明るさは最大500nitsで、手動でも調節可能。

 さらに、ようやく常時表示ディスプレイ(AOD)に対応。これまでのモデルでは、画面に触れた際、設定によっては腕を上げた際などにのみ画面が表示されていましたが、反応がワンテンポ遅れていた印象は否めませんでした。

 ただしAODでの時計表示は、バッテリー消費の抑制を理由にしてか、通常のウオッチフェイスとはことなるかなり簡素な画面になるようです。

 ソフトウェア面でもいくつかの変更が行われているようですが、その中で最も目を引いたのがXiaomiの有機EL搭載スマホでおなじみの「スーパー壁紙」の対応。画面オフ時に表示する内容からロック画面とホーム画面に、統一したライブ壁紙を提供する機能ですが、これがまさかスマートバンドでも使えるようになるとは。

 このほかにもUIの大幅変更をアピールしていますが、おおきく変わった印象はなく、せいぜい大画面化による最適化と片づけられる程度でしょうか。筆者としては、Xiaomiにはやれることに制限の多い独自OSをやめて、WearOSを搭載したスマートウォッチ/バンドという選択肢も用意してほしいところです。

 健康管理の面ではさほど大きな変更は見受けられず、心拍や血中酸素濃度(SpO2)センサーを備え、それらを用いての睡眠の質やストレスの測定、トレーニング効率の提示や休憩時間の提案など様々な機能に対応。アウトドアスポーツからエアロビクスまで、120のスポーツモードを搭載しています。

 防水は5ATM、すなわち水深50mに相当する圧力に対応。大手スマートウォッチメーカーのGarminの説明によれば、これは水しぶきや雨、雪はもちろん、シャワーやスイミング、水中への飛び込みやシュノーケリングに対応するレベルであるようです。

 バッテリー持ちはハードモードにて9日、ノーマルモードにて15日と主張しています。以前のモデルと比べて短くなったのには、画面の大型化やセンサーの増加といった理由が考えられますが、それでも毎日充電する必要があるスマートウォッチの煩わしさと比較すれば、本当になんてことはありません。

 充電は独自の磁気コネクタで、USB Type-Aケーブル。ちなみに筆者はPCに接続したこのコネクタがUSBケーブルの金属部分にくっついたことにより、おそらくショートしてWindowsに怒られました。

 モデルは無印とNFC版が用意され、NFC版では中国にて交通機関などでの決済が可能。重量は無印から0.3g増の13.8gとなっています。価格は無印が249元、NFC版が299元で、日本円にして4700円から。

 Xiaomiの最上位スマートウォッチである「Xiaomi Watch S1」シリーズでも、日本ではNFC決済が利用できないため、Xiaomi Smart Band 7のNFC版の日本投入はあり得ないでしょうが、無印版は2世代前のMi Band 5から国内販売がなされているためかなり期待できそうです。

情報元Xiaomi
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