Samsungの折り畳みスマホであるGalaxy Z FoldおよびZ Flipシリーズは、グローバル市場においてライバルが少なく、大きなシェアを握っていますが、Samsungは折り畳みスマホ自体の普及に本腰を入れ始めたようです。
韓国のetnewsが伝えたところによると、Samsungのモバイル部門は、Galaxy Z Fold/Flipシリーズの普及型、いわば「フォルダブルにおけるGalaxy A(=廉価機)」の開発を開始したとのこと。販売時期は2024年ごろが有力であるとされているようです。
それらではプレミアムスマートフォンに備わる機能を省き、販売価格を100万ウォン以下に抑えると伝えられています。つまり10万円を切るような折り畳みスマホ、ということですね。
現在、Galaxy Z Flip3やZ Fold3の現地での価格は120万ウォンから200万ウォン。一般的なユーザーであればよほどの割引でもない限り手を出しづらい価格ですが、安価な値付けを付けることにより価格競争力を高め、フォルダブルスマホのシェアを高めるという算段です。
また、今夏の発表が期待されているGalaxy Z Fold4やFlip4でも製造コストを抑えるためにいくつかの工夫が施されているともリークされており、Samsungのフォルダブルスマホ普及に向けた本気度がうかがえます。
すでにOPPOやXiaomi、VivoやHONORなどの中国メーカーはフォルダブルスマホ市場において製品を投入し追撃を強めており、他方でAppleも数年以内にフォルダブルスマホを発表すると予測されていますが、それらに先手を打った動きであるといえます。今後の動きに注目したいところ。
格安折り畳みスマホ
— すまほん!!📶5G📱 (@sm_hn) June 30, 2022