開発が中止された、MicrosoftのSurface Duo 2の「Lite」バージョンと見られるデバイスが、「Surface Duo 2 dev unit(開発ユニット)」としてeBayに一時出品されてたことがわかりました。
Windows Centralによると、このデバイスは、コードネーム「Cronos」で、Surface Duo 2の廉価版として2022年下旬に発売される予定だった端末であるとのこと。
画像から確認できるデザインを、現行のSurface Duo 2と比較すると、カメラ部が突出するのではなく、徐々に浮き上がるデザインとなっているほか、本体には若干丸みがあることがわかります。
さらに、本体がプラスチック製であり、ディスプレイは湾曲なしのフラットディスプレイ、SoCも中価格帯向けのSnapdragonであったりと、価格もかなり抑えられていることがわかります。
Microsoftがこの端末をいくらで販売しようとしていたのか、具体的な価格は不明。また、名称もコードネームしか判明していないためわかりませんが、Surfaceブランドの廉価版モデルの通例に従えば「Surface Duo 2 Go」のような名称であったと予想されます。
結果的に、2023年後半に発売する予定の次期「Surface Duo 3」の開発に焦点を当て、この廉価版端末の発売を見送った模様。
スペックを落とした安価な端末の発売に期待したいところです。