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不評スナドラ反転攻勢?Dimensity採用数減少とのウワサ

 今年はOPPOやXiaomi、それに噂ではASUSも同社旗艦スマホに「Dimensity Edition」を用意、Dimensity 9000や9000+を相次いで搭載し、これまでになくMediaTekが輝いた年といっても過言ではありませんでしたが、来年にはその勢いは衰えるかもしれません。

 Weibo上で活躍するリーカーの数码闲聊站氏によると、現時点では多くのメーカーがDimensity 9000+を搭載しているものの、来年はそのほとんどがSnapdragon 8+ Gen1、ないしはSM8550(Snapdragon 8 Gen2)を搭載し、Dimensity 9000シリーズの後継を採用するデバイスは多くないとのこと。

 Dimensityシリーズが躍進する大きな事由ともなったSnapdragon 8 Gen1では、Samsungによる委託により発熱問題や歩留まりの悪さなどが指摘され大不評だったものの、Snapdragon 8+ Gen1はそれらの問題がいくらか改善され、Snapdragon 8+ Gen1と比較したDimensity 9000+のメリットは減少しています。

 なお、ASUSのゲーミングスマホであるROG Phone 6シリーズは、「Snapdragon 8+ Gen1」が用意されていますが、未発表の「Dimensity 9000+」を搭載したバージョンが登場する見込み。同製品はその性格上、メモリやストレージ速度が十分に高く、熱処理も十分に行われているため、比較には適しています。

 リークされたDimensity 9000+を搭載する「ROG Phone 6D」のAnTuTuスコアとSnapdragon 8+ Gen1を採用した「ROG Phone 6 Pro」を比較すると、CPUとメモリ分野のスコアはDimensity 9000+が、GPUとUX(ユーザーエクスペリエンス)の分野ではSnapdragon 8+ Gen1が大きくリード。このような傾向が続けば、Snapdragon 8シリーズが優位に立つのは間違いなさそう。

端末 搭載SoC CPU GPU MEM UX TOTAL
ROG Phone 6D(リーク) Dimensity 9000+ 291317 430867 218270 206140 1146594
ROG Phone 6 Pro Snapdragon 8+ Gen1 262380 471044 195034 186189 1114647
情報元Weibo
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