ASUSは、今年7月にROG Phone 6シリーズを発表、同シリーズはこれまで、SnapdragonのフラッグシップSoCを搭載していましたが、ついにMediaTek製のDimensityチップを採用したバージョンを用意するのかもしれません。
GSMArenaによると、リーカーの数码闲聊站氏が「ROG Phone 6D」とするデバイスのAnTuTuベンチマークスコアを投稿しているとのこと。同機種はMediaTekのスマホ向け最上位SoCであるDimensity 9000+を搭載していると述べており、スコアはおよそ114万6000点を記録。
このスコアはAndroid端末向けAnTuTuベンチマークランキングで1位であるSnapdragon 8+ Gen1を搭載したROG Phone 6 Proの111万点を超えます。
一方、それぞれの分野のスコアを比較すると、CPUとメモリ分野においてはROG Phone 6 Proを凌駕するものの、UXやGPUでのスコアは大きく水をあけられています。そのため、Dimensity 9000+を搭載したROG Phone 6Dが登場したとしても、ゲーム性能はやや劣る見込みが高そうです。
ASUSは昨年も、ROG Phone 5シリーズのCPUをSnapdragon 888+に変更したマイナーチェンジモデルのROG Phone 5sシリーズを8月にリリース。同様に、ROG Phone 6Dも派生モデルとして今年中に投入するのかもしれません。今後の情報が楽しみなところです。