2022年8月10日に、Samsungが発表した新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4」に関して、同端末の日本国内向け端末の型番が、CB試験証明書を取得したことがわかりました。
通信機器関連の情報に詳しい国内ブログのBlog of mobileによると、2022年6月28日付けでCB試験証明書を取得したのは、それぞれ「SC-54C」「SCG17」「SM-F721C」の型番を持つSamsung製端末。
なお、CB試験証明書とは、企業が海外における通信関連の認証取得を円滑かつ低コストに行うための制度です。
これまでの国内で販売されたSamsung製端末の型番規則から、「SC-54C」は、NTTドコモ、「SCG17」は、KDDIおよび沖縄セルラー向けの5G通信に対応したスマートフォンであり、また他国向け「Galaxy Z Flip4」と同じCB試験証明書に型番が記載されていたことから、これらの型番は国内向け「Galaxy Z Flip4」であるとみられます。
また、新たに「SM-F721C」の型番も認証を通過。過去に販売された楽天モバイル向けのGalaxyは、全て型番の最後にCがつくことから、「Galaxy Z Flip4」は楽天モバイルからも販売される可能性が考えられます。
「Galaxy Z Flip4」は、SoCにSnapdragon 8+ Gen 1を搭載する、ハイエンド折りたたみ式スマートフォンであり、グローバルでは、2022年8月26日より販売を開始します。国内版端末の正式発表は、例年グローバル発表後約1~2ヶ月後であり、「Galaxy Z Flip4」に関しても、9月中旬から10月にかけての発表が予想されます。