Xiaomiは、高い処理性能とコスパを誇るRedmi K50シリーズに、新たに「Redmi K50 至尊版(Ultra)」追加を発表しました。
パフォーマンス
Redmi K50 至尊版は、SoCにSnapdragon 8+ Gen1を搭載。既存のRedmi K50ファミリーではDimensityの最新シリーズやSnapdragon 8 Gen1などを採用しており、また同SoCの搭載はRedmiブランドとしても初。
また、合計30000㎟の巨大な冷却面積を謳い、ゲーミング性能の高さにもアピールしています。重量級ゲームの代名詞である原神では、プレイ時の平均リフレッシュレートが59.4fps、最高温度は46℃であったとのこと。
メモリは8/12GB、ストレージは128/256/512GBと豊富な選択肢を用意します。
ディスプレイ
ディスプレイは有機ELの6.67型、解像度は1.5K(2712×1220)のフラットディスプレイ。リフレッシュレートは120Hz、タッチサンプリングレートは480Hz。
一方で、Redmi K50/K50 Proではディスプレイの解像度がWQHD+だったため、画素密度自体は低下していることになりますが、Xiaomiはこれに対して「1.5Kでもあまり変わらない上に消費電力が1080pにかなり近い」といった旨の主張をしています。
一方、ディスプレイは12bit、言い換えれば687億色での表示が可能。まあ正直その違いを目で見て感じ取れるかは謎ですが、Xiaomi 12ぐらいでしか見かけない機能がRedmiにも降ってきました。また、本体下部ベゼルは2.4mmとかなり小さいのもGoodポイントです。
カメラ
カメラはOIS対応1億800万画素+800万画素超広角+200万画素マクロの3眼構成。
カメラの配置はXiaomi 12シリーズや同時発表のXiaomi Pad 5 Pro 12.4と同一で、Redmi K50 Prとはカメラ配置こそ異なるものの、カメラ本体の構成は同一です。
インカメラはIMX596の2000万画素。一般的なパンチホール式で、特筆すべき事項はありません。
バッテリー
バッテリーは5000mAh。Xiaomi 12シリーズなど高級モデルに搭載されているXiaomiの独自チップ「Surge P1」を搭載し、120Wでの充電をサポート。
なぜか満充電までの時間は記載されていませんが、参考程度に、同じく120W対応で5000mAhのXiaomi 11T Proが満充電に要する時間は17分。なお、ワイヤレス充電には非対応。
その他
その他、ステレオスピーカーを搭載し、Wi-Fi 6Eに対応。画面内指紋認証を備えます。
本体色はシルバーとブラック、ブルーに加えて限定20000台のメルセデスベンツのAMGとコラボしたモデルが用意されています。
価格は2999元、日本円にして5万9000円から。Snapdragon 8+ Gen1を搭載したスマホとしてはかなり安価です。
スペック表
OS | MIUI 13(Android 12) |
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SoC | Snapdragon 8+ Gen1 |
メモリ | 8/12GB |
容量 | 128/256/512GB |
画面 | 6.67インチ有機EL,1.5K(2712×1220) リフレッシュレート120Hz |
カメラ | 1億800万画素+800万画素超広角+200万画素マクロ |
インカメラ | 2000万画素 IMX596 |
電池 | 5000mAh 120W |
寸法 | 163.1×75.9×8.6mm ,202g |
その他 | 画面内指紋認証,Wi-Fi 6E |
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