Samsungが開発するフォルダブルデバイスをめぐり、同社初となる折りたたみ式タブレットが、次期ハイエンドタブレットとして予想される「Galaxy Tab S9」シリーズと共に発表となる可能性があることがわかりました。
韓国のNaverブログユーザーである란즈크氏が、韓国国内のヒンジ部の部品を製造するサプライヤー関係者から入手した情報によると、Samsungは、Galaxy Z FoldやGalaxy Z Flipとは全く異なる形態の折りたたみ端末を早期に市場に投入するため、全社の開発能力を集中して注いでいるとのこと。
Samsungは、かなり昔から、折り曲げることのできるフレキシブルディスプレイの開発に力を注いできており、培ってきた技術力を駆使して「S」字型の2段階に折り曲がる端末や、巻き取り式ディスプレイを搭載した端末のプロトタイプを見本市で展示し、数十のそれぞれ異なるコンセプトの特許を取得しています。
Samsungがフレキシブルディスプレイ関連の技術を持て余しているのは明らかであり、どのような形状が採用されるかはまだわからないものの、「拡張可能なコンパクト端末」をコンセプトにデバイスの開発を進めているものと予想されます。