この機種、全てがハイレベル。
ASUSよりROG Phone 6 Proをお借りしたのでレビューします。本機は実行18GBメモリを搭載した最上位モデルとなります。
特徴的な化粧箱。
スライドしてパカッと開きます。なんかロボットアニメに出てきそうですね。めちゃくちゃカッコいい。開封体験から素晴らしいです。
なんやこのスマホ、箱かっこよすぎて草wwww pic.twitter.com/oU9susS1fj
— すまほん!!📶5G📱 (@sm_hn) September 30, 2022
急速充電器も格納されています。
箱と同じデザイン言語の外観も最高です。
ゲームに邪魔なパンチホールやノッチはありません!画面は165Hz駆動、タッチ応答720Hz、タッチ遅延23msの超高速滑らかっぷりが凄い。正確無比にプレイが可能。単にゲームをプレイできるだけではなく、ゲームに勝利するための機種。ブラウジングは144Hzで動作。120Hz端末を超えるヌルヌルっぷりでブラウジングが楽しくなるレベル。
バイブレーションは安い機種や手の抜いた機種では安っぽい下品さ、弱々しさがあります。しかし本気はドシンと確実に来る手応え。高級な振動です。
電源を入れる時、初期設定から普段の利用する際までの様々な演出のすべてがよく作り込まれていてゴージャス。全てにおいて高級感があります。
評判の悪いSnapdragon 8 Gen1よりも改善されたSnapdragon 8+ Gen1を搭載。国内四社の携帯回線で利用可能、5GはSub6 n77/n78/n79を網羅。実行メモリは驚異の18GB。モンスターマシンです。
OS | ZenUI(Android 12) |
---|---|
SoC | Snapdragon 8+ Gen1 |
メモリ | 18GB |
容量 | 512GB |
画面 | 6.78型FHD+ (2448×1080) 720Hzタッチサンプリングレート 最大165Hz駆動 |
カメラ | 5000万IMX766+1300万超広角+500万マクロ |
インカメラ | 1200万画素 |
電池 | 6000mAh(3000×2) 65W充電 側面ポート |
寸法 | 173 x 77 x 10.3 mm, 239g |
その他 | 携帯四社バンド |
以下、ベンチマークスコア。全てゲーム用最大パフォーマンスモードのXモードにて動作。ゲームもベンチマークも基本的にデフォルトでは自動でXモードにて動作します。
AnTuTuはもうぶっちぎりの110万点超え。驚異的です。もう3DMark Sling Shot Extremeはスコア最上限を示すMaxed Outに。もはや低負荷の計測は無意味ですね。原神も60fpsで動作します。
- AnTuTu v9.4.4:1104585
- Geekbench 5.4.4 Single-Core:1286
- Geekbench 5.4.4 Multi-Core:4003
- Sling Shot Extreme OpenGL ES 3.1:スコア最上限(Maxed Out)
- Wild Life Extreme:2775, 16.60fps
- Wild Life Extreme Unlimited:2770, 16.60fps
側面のAir Trigger 6 超音波ボタンをタップして、画面上の任意の場所をタップ可能。Aimや射撃といった動作を確実に行えるのが良い。
さらにKunai GamePad 3を装着すれば、携帯ゲーム機に変身。ほとんどの操作を物理ボタンとパッドで行うことも可能になってきます。
ROG Phone 6チート級に使いやすくてワロタ pic.twitter.com/jUn3gN9Xvn
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タッチパネルに表示されたオブジェクトを押すのではなく、物理ボタンで操作できるのは圧倒的なアドバンテージ。PUBG New Stateなどの複数のTPS/FPSタイトルをプレイしましたが強力無比。撃ち合いに負けなくなり、勝率に高く寄与します。
なお重いタイトルを1時間以上など連続でプレイする場合、別途AeroActive Cooler 6を装着することになるでしょう。
本機の驚くべき点は、底部に加えて側面にもUSB Type-C端子を備えるという点。充電や映像出力が可能。何より充電しながらプレイしても横持ち時に邪魔にならないのが素晴らしいです。65W急速充電が利用できますし、低速充電や指定時間帯にゆっくり充電して電池を労る機能も充実しています。
この背面の2.0型有機ELパネル「ROG Vision」はROG Phone 6無印には非搭載、Proのみ搭載。電池残量や通知など実用的な表示だけではなく、好きな文字列や画像を表示するようカスタマイズも可能。けっこう楽しいです。
画像とエフェクト指定するだけで背面かっちょ良すぎて笑う pic.twitter.com/djM70n6sAA
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豪華にデュアルスピーカーを搭載、ゲーミングスマホらしく音響も抜群に良い。均等でバランスが取れています。最大音量も大きいので友人と囲んでプレイするシチュエーションにも役立つでしょう。自分が知るスマホの中で最上位クラスの素晴らしいスピーカーです。
ゲーミングスマホとしてだけではなく普段の日常的に使うスマホとしてもストレス無くパワフル。高品位な画面は動画視聴はもちろん、超絶ヌルサクのブラウジングやSNSスクロールにも役立ちます。廉価モデルは長く使っていると動作が緩慢になりがちですが、これだけ性能に余裕があると安心感があります。
重量実測値は243gでかなり重め。両手で持つときには全く問題なし。片手操作時には重いと思います。
ゲーミング特化機種ながらもカメラはなかなか。
左が5000万広角、右が1300万画素超広角。
メインの広角カメラのセンサーはSony IMX766。センサーサイズは1/1.56型で適度にボケてくれます。
アオリで撮影して良い感じ。ただ明暗差大きく葉にパープルフリンジが見えます。
1/1.56型はスマホカメラとしては大きいですが、一流最新機としては必ずしも大きくありません。IMX766搭載機は軽量折り畳みXiaomi MIX Fold2や小型のZenfone 9などカメラにそこまで力の入っていないハイエンドスマホへの搭載例が多いです。近年カメラのクォリティーの上がってきているZenfone程度の実力は確実にあるだろうと思います。
望遠カメラは非搭載のためメインカメラのデジタルズームで担います。
デジタルズームはこんな感じ。
夕方、カーテンを閉めた部屋にて防湿庫内を夜景モードで撮影。同じくIMX766を搭載するXiaomi MIX Fold2は一向にピントが合わず複数枚撮影してもうまく撮れなかったのですが、ROG Phone 6 Proは一発でしっかり撮れました。
高級な筐体、ソフトウェアの作り込み、どれをとっても高水準。ゲーミングをとことん突き詰めたモンスターマシン、お値段に見合う価値があります。
大容量6000mAhや急速充電、充電周りの機能、高品位な画面、強力な音響仕様は日常的な利用にも優れています。
ゲームで勝利したいユーザーはもちろん、こだわり抜いた珠玉の逸品にソソられるガジェットオタクも必見。この最強性能の機体、是非手にとってみて下さい。
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ROG Phone 6シリーズ
— すまほん!!📶5G📱 (@sm_hn) September 30, 2022