AppleがiPhone 14 Proで搭載したDynamic Islandに似たような機能をHuaweiが4年前に搭載していたようです。
Dynamic Islandはノッチに代わって採用されたパンチホールを活用できる機能。再生中の音楽や通話時間等を表示でき、タップして操作もできます。Appleらしい機能として話題です。
そんなDynamic Islandに似たような機能を、実は2018年にHuaweiが搭載していたと中国で注目を集めています。
注目されているのは当時HuaweiのサブブランドだったHonor(現在は独立)のフラッグシップスマホ「Honor V20」。当時はかなり珍しかったパンチホール式インカメラを搭載しています。世界初のパンチホール搭載スマホ「Galaxy A8s」が出てから約1ヶ月の時期。今では当たり前となったパンチホールですが、ノッチが主流の時代なのでパンチホールの優位性をアピールしています。
ノッチと比較した小ささだけでなく、パンチホールを活用した表示も紹介。Dynamic Island同様、通話時間を表示できるようです。タップすると通話画面に戻ります。
自撮り時に「ここを見て、自撮りがもっと綺麗」とインカメラを強調する機能も。
もちろん機能的にはiPhone 14 ProのDynamic Islandの方が豊富ですが、パンチホール登場初期にこの機能を考案したHuaweiはさすがといったところ。
一方、Android Centralは「Dynamic IslandはLG V10のSecond Screen機能にインスピレーションを受けたのは明らか」と述べています。これは通知バーの部分にアプリアイコンや音楽プレイヤーを表示できる機能。
その後同様にパンチホールを活用する機能は見られませんでしたが、iOS 14で実用的なウィジェットが搭載されたことをきっかけにAndroidスマホ各社もウィジェットに力を入れたように、Dynamic Islandをきっかけに類似の機能が登場するのでしょうか。楽しみです。