Bloombergは、AppleがiPhone 14シリーズの増産計画を撤回したと報じました。想定していたほどの需要増が叶わなかったためとしています。
匿名の情報筋によると、AppleはPhone 14シリーズの組み立てを600万台増やす計画を撤回するようにサプライヤーに伝えたとのこと。また、Appleは年内に生産するiPhone 14シリーズの台数を、昨年のiPhone 13シリーズと同等の9000万台とすることを目指しているようです。
iPhone 14 Proは先代から大きな進歩を遂げた一方、無印やPlusモデルは変化に乏しいとのこと。Proモデルでは昨年の13シリーズと比べ注文数が大幅に増えているものの、無印は70%減少し、また新モデルのPlusの予約台数は14シリーズ全体のうちたったの5%にとどまっていると伝えられています。
また、最大のスマートフォン市場である中国が経済不振に陥っており、前回と比べ初動の販売数は11%減少しているという点も影響しているようです。