iPhone 14 Pro/Pro Maxには6GBのLPDDR5メモリが搭載されていますが、これがiPhone 16 Proシリーズでは規格が刷新され、より高速になるようです。
MacRumorsによると、iPhone 15 Pro/Pro MaxはLPDDR5規格のメモリを搭載する一方で、iPhone 16 Pro/Pro Maxではさらに高速なLPDDR5Xが採用されるとのこと。
LPDDR5Xは最大8533Mbpsで動作可能で、iPhone 14無印/PlusやiPhone 8~iPhone 13シリーズが採用するLPDDR4Xと比較し、最大2倍の転送速度を実現しています。なお、AndroidスマホではRealme GT2 Explorer MasterなどがLPDDR5Xを採用済み。
また、iPhone 15 Proに関してはメモリ規格の刷新こそないものの、容量そのものが6GBから8GBになるとしています。一昔前は上位モデルでもメモリ量が4GB程度でしたが、ようやくメモリ量そのものでいえばAndroidに迫ってきました。
iPhone 15 Proに搭載されるA17 BionicはTSMCのN3Bプロセスを、またA18 BionicではTSMCの改良版3nmプロセスを使用すると伝えています。規格の刷新とプロセスの微細化により、さらなる電力効率の改善が期待できます。