オンキヨー株式会社は、シャープ株式会社にブランドライセンス契約締結を本日発表しました。
まず「ポータブルスピーカーランタン“any”(DL-FS01L)」に”Powered by Onkyo”をライセンス提供するとのこと。
オンキヨー株式会社は本製品にて、音響面でもシャープと協働、低音から高音まで楽器とボーカルがバランスよく聞こえるように調整し、開放感あるクリアな音を実現したなどと主張しています。
なお「ポータブルスピーカーランタン“any”」は、2022年12月20日から一部家電量販店とECサイトにて販売中とのこと。
同製品はLEDの光を集約するレンズと高反射材反射板や円筒形乳白シェードで柔らかい光を実現する、小型で装飾性の高い全方位360°のスピーカーとなっています。バッテリーを搭載しており、Bluetooth接続やIP54防水防塵にも対応します。
スマートフォンなどに押されたオーディオ業界は大きく衰退、大手音響機器メーカーだったオンキヨーは経営不振により、祖業である音響機器担うホームAV事業を売却済み。売却先はシャープとPremium Audio Companyの合弁会社であるオンキヨーテクノロジー株式会社。この合弁会社にはオンキヨーホームエンターテイメントの技術者が合流、音響機器の開発に特化します。
今回シャープにライセンス提供したオンキヨー株式会社は、ライセンスビジネスに特化した会社。最近「ハレ晴レユカイを聴かせて熟成させた涼宮ハルヒ日本酒」を発売、あらゆる意味でネット民を引きつった笑いの渦に巻き込む損な役回りを演じてくださったのはこちらです。