Samsungは、有機ELディスプレイを備えたミッドレンジスマホ「Galaxy A34 5G」を発表しました。美麗なディスプレイとSamsungならではの長期サポート、ヘビーユースでなければ十二分な性能を提供します。
Galaxy A34 5Gはオクタコア最大2.6GHzのSoCを搭載。Samsungは例年、Galaxy Aシリーズの搭載SoCを公式サイト上に記載しませんが、GSMArenaによればこのSoCはMediaTek製のDimensity 1080であるとのこと。AnTuTuベンチマークは50万点越えと不自由しない性能です。メモリとストレージの構成は市場によって異なりますが、6/128GB、8/128GB、8/256GBの構成が提供されるとのこと。また、最大1TBのmicroSDカードをサポートします。
ディスプレイは6.3インチのフルHD+有機ELで、画面サイズは6.6インチ。下位モデルながら、リフレッシュレートは120Hzに対応します。インカメラはティアドロップ型。
カメラは4800万画素+800万画素超広角+500万画素マクロの3眼。Galaxy S23シリーズのデザインを踏襲し、カメラだけが飛び出るシンプル極まりないデザインです。インカメラは1300万画素。
バッテリーは5000mAh、最大21時間の動画再生を謳います。本体色はAwesome Lime、Awesome Graphite、Awesome Violet、Awesome Silverの4色。Galaxy S23/S23+では側面が光沢のある金属のような質感でしたが、A34 5Gでは背面と比べて逆にマットな質感で、安価なスマホのデザイン表現としては好みです。
プリインストールOSはAndroid 13ベースのOne UI 5.1ですが、Androidスマホとしては最も長い部類に入る4年間のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデート保証を備えます。「高い性能は要らない、2年ぐらいで買い替える必要はない」というユーザーにうってつけです。
価格はイギリスにて349ポンド(5万6000円)から。一方ヨーロッパは日本の消費税にあたる付加価値税が高いことで知られており、実際に日本で投入される折にはこれより大幅に安くなる見込みです。
ヨーロッパと東南アジアの一部市場にて3月より販売開始予定。2世代前の「Galaxy A32 5G」は日本でも販売されており、かつ日本では先日、国内ブランド名を「Galaxy」から「Samsung」に変更しており、端末の投入ハードルの低下も期待できます。
OS | One UI 5.1 Android 13 |
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SoC | 不明(Dimensity 1080) |
メモリ | 6GB/8GB |
容量 | 128GB/256GB |
画面 | 6.6型 AMOLED FHD+(1080 x 2340) 120Hz |
カメラ | 4800万+800万超広角+500万マクロ |
インカメラ | 1300万画素 |
電池 | 5000mAh |
寸法 | 161.3×78.1×8.2mm、199g |
その他 | microSDカード対応 |