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KDDIとNTT QONOQ、Snapdragon SpacesでXR開発に協力。AR眼鏡に布石

 米Qualcomm Technologiesは、XRで多くの通信事業者と協業していることを発表しました。

 XR端末のデバイス要件や互換性を定義する「Snapdragon Spaces XR Developer Platform」が、複数の事業者によって利用されているとのこと。

 最近のSnapdragon XR技術を活用する事例として、XiaomiのSnapdragon XR2 Platform搭載「Xiaomi Wireless AR Glass Discovery Edition」や、「Snapdragon Spaces Ready」認定されたOPPOのOnePlus 11 5GとMR端末が挙げられました。

 KDDIとQualcommは日本での開発に焦点をあてた数年に渡る協力を発表。

 KDDIのほかにはCMCC、Deutsche Telekom、KDDI Corporation、NTT QONOQ、T-Mobile、Telefonica、Vodafoneなどの事業者の名前がパートナーとして挙げられています。

 KDDIのXR部門の上月勝博氏は、「通信事業者として、新しい顧客体験を提供し、データ量を増やすことに貢献するXRに非常に高い期待を寄せています。しかし各デバイスの開発環境が異なるとサービスが拡大しないため、この問題を解決するSnapdragon Spacesプラットフォームを支援します。将来ARグラスをリリースするメーカーにも共通のプラットフォームの重要性を共有し、Snapdragon Spacesの採用を提案していく」と述べました。

 NTT QONOQ取締役の岩村幹生氏は、「XR端末は私たちの価値提供に基盤として不可欠であり、新たな開拓地であるXRビジネス開発に、QualcommやSnapdragon Spacesと一緒に取り組めることを喜んでいます」と述べています。

 なおSnapdragon AR2 Gen 1機を開発するOEMメーカーとして、NTT QONOQやSHARPの名前が既に挙がっていました。

情報元Qualcomm
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