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業務向けのARデバイス「SiNGRAY G2」登場。医療、物流領域などの作業効率アップを狙う

 HMS株式会社は、業務向けのARデバイス「SiNGRAY G2」を発表しました。ディスプレイ部分に、マニュアルをAR表示して作業することなどを想定しています。

 同社は福岡県を拠点とする企業。AI画像処理プラットフォーム「SiNGRAY NET」の開発や、AIoTクラウドサービスの提供といった事業も手掛けています。

 「SiNGRAY G2」のディスプレイ解像度は1920×1080。光学システムには「BirdBath」を採用しており、リフレッシュレートは90Hzです。

 SoCは「Qualcomm QCS8550 (8Gen2)」で、ソフトウェア面では、様々なアプリケーションを購入できるマーケットプレイスを展開しています。

 同デバイスは、製造業、建設業、医療、物流といった領域向けに開発。作業支援、遠隔支援、顧客サポートなどに対応しているとのこと。立ち位置的には、マイクロソフトの「HoloLens」に近い印象ですね。

 少し前には一世を風靡した「HoloLens」ですが、2025年現在、「HoloLens 2」は在庫限りで販売が終了することが告知済。新型モデルの噂も無しという物悲しい事態になっています。

 そんな「空白地帯」寄りの市場に登場した「SiNGRAY G2」。これからどのようにシェアを伸ばしていくのか、注目しておきたいところです。

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