QualcommはSnapdragon Summit 2022において、最新のAR端末向けSoCとなるSnapdragon AR2 Gen 1を正式発表しました。
Snapdragon AR2 Gen 1機を開発するOEMメーカーとしてLenovo, LG, Nreal, OPPO, Pico, QONOQ, Rokid, Sharp, TCL, Vuzix, Xiaomiの名が挙がっています。
スマートフォンの大きな部分をディスプレイが占めています。表示デバイスメーカーであるシャープ、TCL、LGが同じく表示デバイスであるARグラスにも挑戦するというのは自然な流れと言えます。
グラス端末でおなじみのVuzixやNreal、新興VRメーカーPicoも当然ながら採用するようです。
目新しいところではQONOQ(株式会社NTTコノキュー)でしょう。VTuberやライブ配信技術を開発するXR事業会社ですが、今後はAR端末の登場も期待できそうです。
Snapdragon XR2 Gen 1と比較して50%の低消費電力と2.5倍のAIパフォーマンスを実現。低遅延処理をARグラス側で処理し、より高負荷な処理をスマートフォンにオフロードすることが想定されます。