
Meta QuestのOS「Horizon OS」の最新バージョンv85の、PTC版の配信が開始しています。今回の更新ではMeta Quest 3に、机の上にバーチャルキーボードを展開する機能が実装。また現行のQuestシリーズ全体に、新しいUI「ナビゲーター」などを段階的に追加します。
PTCとは「Public Test Channel」の略称で、参加者に正式リリース前のアップデートを提供し、実装予定の機能をテストするためのバージョン。
バーチャルキーボードこと「Surface Keyboard」は、Questが机などの表面を認識して、仮想キーボードをARで表示する機能。これまでのQuestでは、文字を入力する場合、画面に展開する浮遊キーボードにコントローラー操作で打ち込むか、物理キーボードを接続する必要がありました。

前者は、コントローラーを使う都合上、入力スピードが遅いです。後者はそもそも対応するデバイス以外VR内にキーボードが表示されず、操作が難しいという問題があります。「Surface Keyboard」は、これらの「課題」を解決しようという試みです。
海外メディアUploadVRによると、「Surface Keyboard」を使うと入力時間は大幅に短縮したものの、キーボードが(デバイスの)視界に入っていない状態になると、誤検出がしばしば発生したとのこと。ちなみに同メディアは、Questがタッチする指の圧力を予測することで「Surface Keyboard」の動作を実現していると考察しています。

「ナビゲーター」は、2018年のOculus GO時代から、あまり変化のなかったメタ社製VRデバイスのホーム画面を刷新します。
大きな変更点は、アプリやストアへのアクセス用のアイコンが、画面中央に表示されるようになるという点。デザインが、Apple Vision Proっぽくなるワケですね。
また、他のウィンドウを開いてもシステムインターフェイスが起動しなくなり、よりスムーズに新規アプリの起動可能になります。ちなみにメタバース「Horizon Worlds」のおすすめワールドや、再使用すべきアプリを提案する「Horizon Feed」については廃止が決定しました。
記事執筆時点では、v85正式版のリリース時期は未発表ですが、新しいUIの使い心地はどんなものか、早く確かめたいですね。




















