中国Huaweiは、MWC2023ブースに訪れた人々の動きを追跡したとして非難されています。LightReadingが伝えています。
Huaweiブースに入るために使用されるセキュリティバッジ。この中に来場者の動きを追跡するための装置を発見したとのこと。Nokia欧州の上級副社長Rolf Werne氏が分解した様子をSNSに公開する一幕も。
RFID(無線認識技術)とBluetooth技術を使用して、「サービス品質向上のため」来場者の時間、位置情報等を収集していたとのこと。情報はプライバシー ポリシーに従って保護されているとしています。
amazing 🤔😂 well done all the operators who use this “Orange” Company from China called #Huawei #MWC2023 #MWC23 #MWCBarcelona2023 pic.twitter.com/D3hYAGpMzl
— ruuki (@Officialruuki) March 2, 2023
本件についてHuawei広報担当者は、このパスはブース内でのみ使用され、訪問者がブースから出る際には返却されると主張しています。
MWCを主催するGSMAは本件について調査中としています。
MWCのファーウェイブース入場用のストラップ、手元に自分のがあったので分解したら回路が出てきたw 展示内容が充実していただけに、こういう疑わしいことをコソコソやらないでほしいなあ pic.twitter.com/LY5rSEEGxr
— 堀越功(日経BP)新刊「通信地政学2030」発売中! (@shipbuilding) March 7, 2023