Sonyは4月6日、フルワイヤレスイヤホン「WF-C700N」を発表しました。発売予定日は4月21日で、価格は1万7600円(ソニーストアの場合)。アクティブノイズキャンセル機能を備えたエントリー機です。
WF-C700Nには、アクティブノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能を搭載。後者については手動切替に加え、使用環境に応じた自動切替にも対応します。
また、風切り音を低減する構造を採用し、ノイズキャンセルや外音取り込み使用時の風によるノイズも抑制。
発売前のため正確な評価はできませんが、エントリー機としては高性能なノイズキャンセリングイヤホンに仕上がっていると思われます。
ワイヤレスイヤホンで気になる点の1つがサイズと重さ。WF-C700Nでは、内部構造を効率的に設計することで、本体・ケースとも小型軽量に仕上げています。
あわせて、耳に装着した際に飛び出る部分を減らすことで、重心を頭に近づけ、安定した装着感を実現しました。
誤って耳から落としにくくなったとのことなので、イヤホンが耳から落ちやすくて困っている方は、発売後に店頭で試着してみると良いかもしれません。
音質を左右するドライバーには、自社開発の5mmドライバーを採用。
Sony製品ではお馴染みの高音質化技術「DSEE」を活用し、MP3やAACといった不可逆圧縮音源もCD音質相当に引き上げた状態で楽しめます。
音声伝送コーデックはSBCのほか、Apple製品の標準コーデックであるAACにも対応。残念ながらハイレゾには対応しませんが、iPhoneやiPadと一緒に使うなら、AAC対応の本機は有力な選択肢となるでしょう。
水や汗への耐性については、IPX4相当の防滴性能を確保。最低限の保護はされていますが、防水よりランクの低い防滴のため、過信は禁物です。
連続再生時間は最大7.5時間(NCあり)/最大10時間(NCなし)で、同価格帯の競合機種と同程度か、やや長めとなっています。再生時間のデータは、テスト方法がメーカーより異なるため正確な比較はできませんが、スペック上は通勤・通学で毎日使うようなケースでも十分対応できそうです。
そのほか、2023年夏には2台までのマルチポイント接続にも対応予定。PCとスマートフォンなど、2台の端末を同時に使って作業をする際には嬉しい機能ではないでしょうか。
カラーはラベンダー・セージグリーン・ホワイト・ブラックの4色を用意。4月6日現在、ソニーストアの他、Amazonや一部の家電量販店では予約も受け付けています。
2万円未満のフルワイヤレスイヤホンは、ノイズキャンセルや音質が今ひとつの機種も多い印象ですが、「WF-C700N」は果たしてどうなのか。今から発売が楽しみです。
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