Amazonは、同社が展開するスマートデバイスEchoシリーズの新製品として、スマートスピーカー「Echo Pop」を正式発表しました。本体価格は5980円で、2023年5月18日より予約受付を開始、同年5月31日より順次発送。Amazon.co.jpおよび一部家電量販店で販売します。
「Echo Pop」は、以前販売されていた、小型ディスプレイ搭載のEcho Spotを連想させる、前面が平らになった半球型の独特な形状が特徴的。Echo Spotと大きさもほぼ変わらないものの、ディスプレイはなく、代わりにAlexaの応答状態などが一目でわかるLEDインジケーターを本体上部に搭載しています。
本体カラーは、インテリアに馴染みやすい、ラベンダー・ティールグリーン・チャコール・グレーシャーホワイトの4色を取り扱います。
「Echo Pop」は独自のAZ2プロセッサーを搭載し、本体前面に搭載されている約50mmのスピーカーから、低音高音ともに豊かなサウンドの再生が可能。スマートホームデバイスの標準規格「Matter」にも対応し、他社製Matter対応機器との連携もスムーズに行うことができます。
本製品の発表にあたり、Amazonのロヒト・プレサド氏は、Alexaが世界中で既に5億台以上購入され、2022年のAlexa利用が前年比35%増加していることを示した上で、「Echo Popは、ユーザーにとってさらに実用的で、素晴らしい価値を提供する」と述べています。
また、「Echo Pop」をはじめとするEchoデバイスにおいて、今後生成AIによるAlexaを搭載する予定であることも明らかにしており、生成AIの力が加わった新しいAlexaによって、Echoデバイスの利便性が格段に向上することに期待が高まります。