Appleは5月17日、Beatsブランドのフルワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds +」を発表しました。
価格は2万4800円。Apple Online Storeでは6月12日16時から、それ以外の店舗では6月13日から販売開始予定です。
Beats Studio Buds +は前モデル(「Beats Studio Buds」/2021年発売)の改良型で、これまで同様アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)や外音取り込みモードを搭載。
マイクやベント機構、プロセッサなどが刷新され、前モデルよりANCの効果は最大1.6倍、外音取り込みの精度は最大2倍向上しています。
音質面では、本体に3つの通気口と独自の二層構造のトランスデューサーを搭載し、よりクリアな低音と歪みの少ないサウンドを実現。
Apple Musicの空間オーディオにも対応しており、該当する楽曲であれば、よりクリアで立体的な奥行きのあるサウンドを味わうことも可能です。
イヤホンとスマートフォンなどの通信には、通信範囲が広く途切れにくいとされるClass 1のBluetooth接続を採用。絶対に途切れない訳ではありませんが、2023年現在のフルワイヤレスイヤホンとしては途切れにくい部類に入るものと思われます。
再生時間はイヤホン単体で最大9時間(ANC/外音取り込み利用時は最大6時間)。付属のケース内蔵バッテリーも加味すると、最大36時間(ANC/外音取り込み利用時は最大24時間)再生可能です。
Beats製品の特徴であるGoogleとの相性の良さも健在。Googleの「デバイスを探す」や「Googleファストペアリング」に対応しているので、AndroidやChromebookユーザーにも良い選択肢となるでしょう。
カラーバリエーションはブラック/ゴールド、アイボリー、トランスペアレント(半透明)の3種類。
Apple純正で機能面が似ている「AirPods Pro(第2世代)」より安いので、音質やデザイン面が嫌いでなければ、ジェネリックAirPods Proとしても良い選択肢となりそうです。