OpenAIは5月18日、生成AI「ChatGPT」のiOS版アプリを公開しました。
同日現在、アプリは米国のApp Storeでのみ配信されていますが、日本など米国以外の国や地域でも今後数週間以内に配信開始予定です。
ChatGPT on iOS live in the US and rolling out to other countries soon!https://t.co/iBvLTC2RNO
— Sam Altman (@sama) May 18, 2023
アプリの利用にはブラウザー版と同様、ChatGPTアカウントへのログインが必須。有料プラン「ChatGPT Plus」の契約者であれば、最新言語モデル「GPT-4」の利用も可能です。
また、AIとの会話(指示)はテキスト入力に加え、音声入力にも対応。こちらはオープンソースの音声認識システム「Whisper」が使われています。
これまでもChatGPTにアクセスするサードパーティー製アプリはありましたが、他から一歩抜きん出るような優秀なアプリが存在したかというと、正直微妙なところ。
また、セキュリティ面のリスクから、サードパーティー製アプリを避けていたユーザーも一定数存在すると思われます。
今回の公式アプリ登場により、ChatGPTのクライアントアプリ開発が活発化するのか、はたまた公式アプリ一強に落ち着くのか。今後の展開に大いに注目したいところです。