Twitterは、Twitter Devアカウントの投稿にて、気象情報や交通機関の情報、緊急通知をツイートする政府および公営のサービスについて、TwitterのAPIの無償化を発表しました。
One of the most important use cases for the Twitter API has always been public utility. Verified gov or publicly owned services who tweet weather alerts, transport updates and emergency notifications may use the API, for these critical purposes, for free.
— Twitter Dev (@TwitterDev) May 2, 2023
現在のTwitterの法人向けAPIプランは非常に高額で、安くて月額4万ドル(500万円)以上からと、法人に対して異次元に重たい負担を要求しています。
アメリカおよびカナダの津波情報を提供する「NWS Tsunami Alerts」は、4月15日付で自動投稿ができなくなったことを投稿していますが、翌日4月16日にはTwitterからAPIアクセスの復元が通知されたと述べています。
😍Thank you, Twitterverse, for your response and concern in the last 24 hours.
The National #Tsunami Warning Center heard from @Twitter and @TwitterDev today: NTWC was advised our API access has been restored. 😤 🧵(1/4)
— NWS Tsunami Alerts (@NWS_NTWC) April 16, 2023
Twitterは「APIの最も重要な用途が公益性」とし、気象情報や交通機関の情報、緊急通知をツイートする政府および公営のサービスについて、APIの無料化を表明しています。これで気になるのが、日本では特務機関NERVに代表されるような、民間が運営する同種のサービス。そういったサービスも広く無償化できるような体制を望みたいところです。