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中国郵政「Hi nova 11」を正式発表!ファーウェイ「nova 11」の5G対応版

 中国郵政は7月17日、Androidスマートフォン「Hi nova 11」を正式発表しました。価格は2799人民元(約5万5000円)。中国国内向けモデルは7月22日より発売。

 本製品はファーウェイ「nova 11」を中国郵政向けにライセンス供与した製品のため、筐体やサイズ、重量までnova 11とほぼ同じです。ファーウェイ自社製品でないことにより米国の制裁を迂回し、本製品は5G通信にも対応します。

 背面デザインは、左上に特徴的な楕円形のカメラユニットが配置されているほかは、下部にブランド名が小さく入るだけのシンプルなデザイン。ベースモデルのファーウェイ版はメーカー名に加え四角いロゴが入るため、同じ筐体でもHi nova 11の方がよりすっきりとした見た目をしています。

 サイズは高さ161.29mm、幅74.96mm、厚み6.88mm。本体の薄さを重視するユーザーには、現行機種としては比較的薄型の本製品は良い選択肢となるでしょう。

 カラーは11号色(グリーン)、曜金黒、雪域白の3色展開です。

 心臓部となるチップセットには、Qualcommの旧ミッドハイSoCであるSnapdragon 778Gを採用、実行メモリは8GB、内蔵ストレージは256GBなので、ある程度快適な動作感が期待できそうです。

 Hi nova 11のリアカメラは5000万画素(メイン, f/1.9)+800万画素(超広角, マクロ, f/2.2)の2眼構成。ズームは最大10倍のデジタルズームに対応。手ぶれ補正はAIを活用したAISを採用しており、光量が少ない場所でもぼやけにくいと謳います。

 フロントカメラは6000万画素の超広角カメラ。リアカメラと同様、AISも搭載しており、最大4Kの動画撮影にも対応できます。

 画素数の高さを活かし細部も美しく描写できるほか、ポートレート撮影では自然な背景ボケを実現。フロントカメラにも妥協したくないユーザーには良い選択肢となるでしょう。

 ディスプレイは6.7型のOLEDを採用。リフレッシュレートは最大120Hz対応で、画面を素早くスクロールしたり、動きの激しい映像を視聴した際も滑らかな表示が期待できます。

 そのほか、新しいゲームエンジンを導入したことで、タッチの遅延は最大5%減少。ゲームのプレイ可能時間も最大15%増加したとされていますが、負荷の高いゲームで快適なプレイを求めるなら、本製品ではなくフラッグシップ級のモデルを選んだ方が賢明です。

 バッテリーの容量は4500mAhで、現行機種としては標準的な容量。充電については、10V/4A、10V/2.25Aなど複数の充電規格のほか、専用充電機器を使った最大66Wの有線超高速充電にも対応しています。独自規格の超高速充電機能は、中国メーカーの定番ですね。

 66W充電の利用時は充電完了まで最短31分。朝起きてから充電器にセットしても、出発する頃には満充電になっている計算です。外回りの仕事など、まとまった休憩時間を取れないタイプの方とも相性は良いでしょう。

  Hi nova 10
OS Android
SoC Qualcomm Snapdragon 778G 5G
メモリ 8GB
容量 256GB
画面 6.7型のOLED(2412×1084, 395ppi), リフレッシュレート最大120Hz
カメラ 5000万画素(メイン, f/1.9, AIS) / 800万画素(超広角, マクロ, f/2.2)
インカメラ 6000万画素(f/2.4)
電池 4500mAh(66W 超高速充電)
サイズと重量 161.29 x 74.96 x 6.88mm, 168 g
カラー 11号色(グリーン)、曜金黒、雪域白
ライセンス元 ファーウェイ(中国)
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