中国OPPOはサブブランド「OnePlus」の新型スマートフォン「OnePlus Nord 3 5G」を発表しました。
筐体デザイン
OnePlus Nord 3 5Gの筐体は背面中央にブランドロゴ、左上にカメラユニットを配したデザイン。丸みを帯びた縁取りや本体サイズに対してやや大きめのカメラユニットは、ASUSの「Zenfone 10」を彷彿とさせます。
カラーはテンペストグレーとミスティグリーンの2色を用意。背面のガラス部分はテンペストグレーがアンチグレアと指紋防止のつや消しテクスチャーを備えたシルクガラスカバー、ミスティグリーンは微妙な光沢のある青磁ガラス仕上げです。
SoC / 実行メモリ / 内蔵ストレージ
処理能力を決めるSoCには、MediaTekの「Dimensity 9000」を採用。同社のハイエンド向けチップで、ベンチマークスコア関してはQualcommの「Snapdragon 8 Gen 1」を上回ります。最新の「Snapdragon 8 Gen 2」には流石に敵いませんが、2023年7月時点では準フラッグシップ級の性能をもつチップと考えて良いでしょう。
実行メモリにはLPDDR5X規格の8GB / 16GBを、内蔵ストレージはUFS 3.1規格の128GB / 256GBを採用。8GB+128GB / 16GB+256GBの2種類から選べるようになっており、容量の大小で分けるシンプルな構成です。
カメラ
リアカメラはメイン(5000万画素)、超広角(800万画素)、マクロ(200万画素)の3眼構成。下側のカメラユニットに超広角とマクロを詰め込むことで、遠目にはカメラユニットが2つしかないように見える訳です。
メインカメラ搭載のOIS(光学手ぶれ補正)と TurboRAWアルゴリズムを組み合わせることで、夜間撮影能力も強化。メーカーが公開している作例を見る限り、必要十分な性能と言えそうです。
ディスプレイ
本製品のディスプレイは6.74型(2772 x 1240)のAMOLEDディスプレイ。リフレッシュレートは40〜120Hzの可変仕様となっており、動きの激しい動画やゲームでも滑らかな表示が可能です。
ピーク輝度は1450nitで、Google「Pixel 7」(1400nit)と「Pixel 7 Pro」(1500nit)の丁度中間の数値。Samsung「Galaxy S23」の1750nitには敵いませんが、高い数値となっています。
バッテリー
動力源となるバッテリーは5000mAhで、多くもなければ少なくもないといった容量。独自規格の80W超高速充電に対応しており、僅か15分で1日分の容量を充電できるとのこと。1日分の容量の具体的な数値が公開されていない点はさておき、素早くそこそこの容量を充電できること自体は嬉しいポイントです。
他にも、充電サイクルを800回から1600回に倍増させる「Battery Health Engine」という機能を搭載。充電速度を最適化してバッテリーの寿命を延ばす機能と推測されますが、詳細が明かされておらず、具体的な仕組みは不明です。
価格
OnePlus Nord 3 5Gはグローバル版が用意されており、AliExpressの同社公式ストアで購入可能です。
7月19日現在の価格は、8GB+128GBモデルが6万2262円、16GB+256GBモデルが6万6615円。両者の価格差は4500円弱なので、1円でも安い方が良いということでなければ、16GB+256GBモデルを選んでおいた方が得策でしょう。
OnePlus Nord 3 5G | ||
---|---|---|
OS | OxygenOS 13.1(Androi 13ベース) | |
SoC | MediaTek Dimensity 9000 | |
メモリ | LPDDR5X, 8GB/16GB | |
容量 | UFS 3.1, 128GB/256GB | |
画面 | 6.74型AMOLED(2772 x 1240, 450 ppi), リフレッシュレート40 ~120Hz(可変) | |
カメラ | 5000万画素(メイン, f/1.8, OIS) / 800万画素(超広角, f/2.2) / 200万画素(マクロ) | |
インカメラ | 1600万画素(f/2.4) | |
電池 | 5000mAh(80W 超高速充電) | |
重量 | 193.5 g | |
カラー | テンペストグレー / ミスティグリーン |
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