會原 
楽天モバイルは、「Rakuten最強プラン（データタイプ）」を正式発表しました。本日7月3日より提供開始。「日本初」ワンクリックで申込み完了&即開通を謳います。
楽天モバイルはパートナー回線のプラチナバンドも含めたデータ無制限エリアを、人口カバー率99.9%にまで拡大しているなどと謳っています。しかし今、「本当に繋がるのかどうか心配」といった乗り換えを控える人からの不安の声があり、生活圏内で本当に繋がるのかどうかを試してもらう意図があるといいます。
Rakuten最強プラン（データタイプ）の基本的な内容は、従来の音声タイプと同一。段階制の料金から、楽天経済圏のSPU最大＋3倍といった特典まで同じ。音声通話が使えないものの、SMSは利用可能。なおRakuten Linkはログインできず通話・メッセージ共に利用不可。そして楽天カードユーザーであることが条件。（18歳以上且つ本人名義の楽天カード）
試用してもらうというコンセプト上、重要なのが申込みの簡便さ。携帯ショップは待ち時間が長く書類記入や確認が煩雑。Webサイトの場合はデータ入力事項の多さやSIM郵送時間といったロスがあります。
こうした課題を解決したのが、Rakuten最強プラン（データタイプ）。eSIMなら最短3分で開通するとのこと。
楽天市場、楽天カード、楽天ペイなど、各種楽天経済圏のWebサイトやアプリに、データタイプへの申し込みページへの導線バナーを設置予定。Webからタップした時、楽天市場/楽天カード/楽天ペイアプリがインストールされている場合、ワンクリック申し込みページに遷移。さらにeSIM対応端末であれば、即時開通まで一気に行けるようになっているとのこと。（楽天ペイAndroid版アプリ経由のみ後日対応予定）
なぜここまで短時間で済むかといえば、音声通話プランとは異なり本人確認書類の提出が不要というのが大きい上に、楽天会員の登録済み情報を連携できること、決済情報も本人の楽天カードで済むこと、楽天グループとしてUI/UX開発ノウハウがあることが挙げられます。
もちろん解約金は0円なので、合わなければ解約してok。気に入れば継続もできます。ちなみに現時点で「Rakuten最強プラン（音声タイプ）」への切り替えには非対応であるものの、2023年秋ごろには音声タイプへの切り替え機能を提供予定。
ただし、音声タイプからデータタイプへの変更は今後も対応予定なし。契約こそ簡単迅速ではあるものの事実上「下位互換」の試用版に過ぎないのがデータタイプなので、当然ではあります。
データタイプの提供開始日は7月3日午前11時から。Web申込みは11時からではあるものの、楽天市場/楽天カード/楽天ペイアプリ経由の申込みはあくまで「11時以降順次」。楽天モバイルの謳う「ワンクリックで申込み完了&即開通」を試すなら、少し待つのが良いでしょう。
7月3日開始のキャンペーンとして、「Rakuten最強プラン（データタイプ）」申込みで、楽天ポイント1081円相当をプレゼント。この額は、使用量3GB以下の価格と同額であるため、「実質初月無料」を謳います。
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