TCLは、グローバル市場において、セルラー通信に対応した10インチタブレット「TCL TAB 10 Gen 2」を発表しました。
TCL TAB 10 Gen 2はSoCにMediaTek MT8768を採用。このSoCは3年前に発表された「HUAWEI MediaPad T8」などに搭載されているもので、そもそものグレードと古さが相まって、性能はお世辞にも良いとは言えません。メモリは4GB、ストレージは64/128GBで、最大1TBのmicroSDカードに対応します。
ディスプレイは10.36インチの2K(2000×1200)で、ベゼルの厚みは長辺と短辺で均一であるようです。ここはタブレットなど大画面デバイスの高級感に大きく影響するところなので、評価できるところ。
本体にはデュアルスピーカーを搭載。スピーカーの音量を増幅するサウンドブースターを備えるとします。バッテリーは6000mAhと、10インチタブレットとしては若干小ぶり。9時間のストリーミングサービスの連続視聴が可能と謳います。
一部モデルではセルラー通信にも対応。例にもれず、使用する周波数帯域がガラパゴス的なドコモ・au系統では使えないバンド構成です。
プリインストールOSはAndroid 13。Android 12L世代で培った大画面向けの最適化が施されていますが、意外なのは独自機能。PCのサブディスプレイとして使う機能が備わるほか、フローティングウィンドウや画面分割、さらに複数ウィンドウを起動できる「PCモード」を用意します。非力なSoCで複数ウィンドウを開くことには不安がありますが。
アクセサリーとして、4096段階の検知が可能なスタイラスペンの「Tペン」、Bluetoothキーボード、純正のフリップカバーを提供します。本体色はブルーとグレーの2色で、本体素材にアルミニウムを採用することをアピールします。本体は2023年中に販売を開始し、価格は未定。
OS | Android 13 |
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SoC | MediaTek MT8768 |
メモリ | 4GB |
容量 | 64/128GB+microSD |
画面 | 10.36型 (2000×1200) |
カメラ | 800万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
電池 | 6000mAh |
寸法 | 244.94×154.7×7.35mm,425g |
その他 | 2年のセキュリティーアップデート保証(2025年7月まで) プリインストールOS:Android 13、14へのアップデート保証 |