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VAIO S13発表。小型軽量狭額縁16:10比率、デュアルSIM対応のビジネスモバイル

 VAIO株式会社は、VAIO S13(法人向け:Pro PG)を正式発表しました。発売日(催促お届け日)は2023年9月8日。販路はVAIO直営ストアとソニーストア。色展開はブラックとブロンズの2色展開。価格は15万9800円から。

 Fラインのノウハウを活用、内部レイアウトで得た知見を活かした設計期間の短縮や部品活用によって、それらを原資によりビジネス用途に挑戦した製品開発を行ったとのこと。

 画面はアスペクト比16:10(解像度WUXGA 1920×1200)となり、縦方向に情報表示量が広がることで、オフィス作業やWeb閲覧がより快適に。

左:筆者のVAIO Z, 右:今回発表のVAIO S13

 それでいて、14型のVAIO F14と比較しても縦方向は同程度のサイズに収め、横方向の実効サイズを短縮。14型より幅狭く小型筐体を実現。高い携帯性を獲得しています。オフィス作業やWeb閲覧もしやすく。

左からVAIO S13新型, F14, S13従来モデル

 幅が狭くなった分、14型VAIOと比べると、キーボードの横が狭まっています。キーボード自体は妥協しないまま、情報表示量拡大と小型化を実現。これは嬉しいポイントですね。

 最軽量構成時には重量1.072kgの軽量に。小型化しているのにより駆動時間は延伸しています。耐久試験はハイエンド同等試験をクリア。

 第13世代インテルCoreプロセッサーCore i7-1355U / Core i5-1334Uを搭載。従業員1000人以上の企業向けにはCore i7-1365U / Core i5-1345Uプロセッサーを用意。

 VAIOとしては初のWLAN/WWANコンボアンテナを搭載し、狭額縁と両立します。

内部

 個人・法人向けともにLTEにも対応、eSIMを加えたデュアルSIM構成に。eSIMはIT管理部門の支店として紛失や故障リスクの低減、管理しやすさといった恩恵があるといいます。

 13.3型としては初のブロンズ色採用。法人でも選ばれる定番カラーになりつつあるブロンズは、ハイエンドでしか採用してなかったが今回アドバンスドラインナップにも展開。これは企画構想段階から考えていたとのこと。ビジネスにちょうどいい主張しすぎない高級感を目指したといいます。オーナメントは黒色に。

 パームレストは1枚板のアルミ合金製で表面は陽極酸化処理。

 底部はFライン同様に無塗装やレーザー刻印。

 92万画素Webカメラでは前後フレームからノイズ除去を行うTNRを採用し高画質化を図っています。AIノイズキャンセリング機能や、集音性能を向上したステレオアレイマイクも用意。

 セット購入時できる画面にはめ込める覗き見防止フィルターも用意。

 構成選択時、LTE対応有無と色、CPUの組み合わせに制限があるので注意して下さい。個人向けモデルでブロンズを選んだ場合、LTEに非対応。法人向けモデルはi7を選んだ場合、LTEに非対応。個人向けでデュアルSIM対応だったり、なかなか良いブロンズだったりしますが、注意しておきたいところ。

 これはFシリーズと同じくODMで完成品を作って持ってきて全数検査して出荷する生産体制上、構成が多くなるとどうしても選ばれる構成は偏ってしまうので、それを無くすために製販上のやりくりとして絞ったとのこと。

 VAIO True Performanceには非対応ですが、これはビジネスモバイルのベストバランスを追究した本機のコンセプト上、ハイエンドとの棲み分けで非対応。

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