ソフトバンク、衛星通信サービス展開に向けてOneWebと契約締結

　ソフトバンクとOneWebは、日本における衛星通信サービスの展開に向けて、販売パートナー契約を締結したと発表しました。

　英Network Access Associates Ltd.が提供するOneWebの衛星通信サービスは、低軌道衛星からの電波提供により、高速かつ低遅延の通信回線を実現します。

　日本での展開に際しては、ソフトバンクの閉域接続サービスとの連携により、よりセキュアな通信を可能に。

　また、今回の契約を基に、通信速度の帯域保証サービスも予定されており、安定した通信をユーザーに提供。ソフトバンクは、法人向けのニーズに対応した通信ネットワークのカスタマイズや、デバイスからの保守サポートまで、トータルでのサービス提供の準備を進めています。

　OneWebのサービスを利用することで、通常のモバイルネットワークが届きにくい場所でも通信が可能となり、特に山間部や災害時の通信確保などでの利用が期待されます。

　ソフトバンクは、OneWeb衛星、HAPS（High Altitude Platform Station、成層圏通信プラットフォーム）、地上のモバイルネットワークを融合したユビキタスネットワークの実現により、あらゆる場所の円滑な通信環境構築を目指すとしています。